久しぶりに訪れた新沢千塚古墳群公園。
ガイダンス広場へ向かう緩やかな坂道に、木チップを埋め込んだ舗装路がありました。
足への負担を和らげる配慮ですね。公園内で伐採した木をチップ状に粉砕し、アスファルトと混ぜているようです。地産地消にも似た環境保全、SDGsを感じます。
新沢千塚古墳群公園の木チップ舗装。
舗装路を歩くと、心なしか足が沈み込む感覚です。明らかに弾力性があり、とても歩きやすかったです。色んな工夫が凝らされた園内を巡るのも面白そうですね。
カフェや季節の花を楽しむ新沢千塚古墳群公園
北群エリア、南群エリアともに、ほぼ整備が終わっていました。
各施設をつなぐ連絡路も整い、以前に比べて往来が楽になっています。今回私は、橿原神宮前駅方面から新沢千塚古墳群公園を目指しました。桜の広場横の駐車場に車を停め、園内の散策に出掛けます。
新沢千塚古墳群公園。
一段高い場所の建物は、「1000 PARK CAFE(センカフェ)」です。ガイダンス施設がリノベーションされたようです。歴史や古墳のガイダンス機能にカフェが付設されています。
テントですね。
駐車場脇の「桜の広場」に骨組みが立っていました。
駐車場は三箇所用意されています。
農産物直売所の「新沢千塚ふれあいの里」にも立ち寄ってみました。有料ですが、シャワールームやコインロッカーも整備され、刷新された雰囲気が漂っています。
センカフェ。
憩いの場には休憩処が必須です。
ギラギラと太陽が照り付ける季節です。
日除け用のテントでしょうか。
カフェの軒下には簡易椅子が並んでいました。
サルスベリ越しにカフェの方を向きます。
青空の元、ポコポコとした円墳を巡りました。新沢千塚古墳群は約600基の古墳で構成されています。その内の400基が公園内にあるようです。
南群エリアへ下る階段。
牧歌的な里山風景に埴輪や猪を描きます。その向こうに見えているのは“龍頭”ですね。
龍の広場のシンボル。
夏季にはモニュメントの周りや龍の背からミストが噴出します。芝すべりやコンビネーション遊具もあり、子連れファミリーで賑わっていました。
北群と南群をつなぐ連絡橋。
通路の向こうは「シルクの杜(プール、浴場、ジム)」です。
龍の広場から丘へと上がって行きます。
さっそく古墳が出迎えてくれました。
ビューポイントも整備されています。
鬱蒼とした木々に邪魔され、少し見えにくかったですね。景色を楽しむには、夏以外の季節がおすすめかもしれません。
公園内のあちこちに見られる古墳状の高まり。
整いすぎた印象は否めませんが、これだけの群集墳を見学できるのは有難いことです。
改めて気付いたことですが、新沢千塚古墳群公園では季節の花も楽しめるようです。北群エリアの「桜の広場」「つつじの広場」「アジサイ広場」、さらに南群エリアには「四季の広場(フジバカマ)」「棚田の広場(アヤメ・杜若)」があります。
次回はそれぞれの季節に訪れてみようと思います。