馬見丘陵公園のダリアが満開

馬見丘陵公園のダリアが満開を迎えています。

馬見フラワーフェスタが開催されている公園内には、ダリアやコスモスなど約20万株の花々が咲き乱れています。ダリアの開花する場所は、北駐車場近くの花見茶屋エリアです。約120品種、1,000株のダリアを観賞することができます。

馬見丘陵公園のダリア

ダリア園に咲く大正浪漫

ダリアの品種名である「大正浪漫」に目が留まりました。背丈の高いダリアも多い中で、比較的低い場所に咲いていました。紅白の模様が綺麗ですね。

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天竺牡丹の別名を持つメキシコの国花

ダリアの原産地はメキシコやグァテマラとされます。

中米メキシコの国花としても知られ、我が国日本には19世紀に渡来しています。

ダリアが入って来た当初は、外国産の牡丹のような花を思わせたのでしょうか。天竺牡丹(てんじくぼたん)という名前に牡丹の影を見ます。長谷寺の牡丹はつとに有名ですが、確かにあの華やかさにも引けを取らない美しさです。

馬見丘陵公園の花見茶屋

シェフェスタ in 馬見が行われている花見茶屋エリア。

奈良の山の恵みを活かした料理が堪能できるシェフズキッチン、県内外の人気ピッツェリアが交代で登場する青空ピッツァ等で盛り上がっています。ダリア花じゅうたんが公開される集いの丘、ハートの撮影スポットが用意された公園館前を示す道標が立っています。馬見丘陵公園は広大な敷地面積を誇ります。公園内の移動には道標が欠かせませんね。

馬見丘陵公園のダリア

面白い形のダリアを発見、メラメラ燃える太陽を思わせます。

奈良県はダリアの球根生産量において日本一の地位にあります。意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ダリアは奈良県の特産品の一つなんです。

そんなダリアですが、原産地のメキシコでは16世紀にアココトリスという名の薬草として栽培されていた歴史があります。その後、18世紀にスペインからヨーロッパ全域に広まったと伝えられます。

花じゅうたんとハートの撮影スポット

今回、私はダリアを見る目的で馬見丘陵公園へ向かいました。

そのため、事前に下調べをしてダリア園に近い北駐車場に車を停めようとしました。ところが、北駐車場の近くまで来ると「満車」の看板が目に飛び込んできました。駐車場の入口近くでは渋滞が起こっていて、足止めを喰らってしまいました。敢え無く渋滞中の車の間をすり抜けて、公園の外周を走り中央駐車場へ向かうことに致しました。

ところが、中央駐車場の入口近くでも渋滞が(笑) 仕方ないのでしばらく待って、やっとのことで駐車することができました。さすがにフラワーフェスタ開催中ということで、平日とはいえたくさんの車が押し寄せていたようです。ちなみに駐車料金は無料です。遊びに行く人にとっては、これだけでも有難いサービスだと思われます。

馬見丘陵公園ハートの撮影スポット

公園館前のハートの撮影スポット

ダリアの花で飾られたハート形の撮影スポットが公園館前に登場していました。イベントの期間中は毎日、この場所に撮影スポットが用意されています。手前の花絨毯も実に美しいですね。

ハートの撮影スポットと公園館

古墳や野鳥のちょっとした資料館にもなっている公園館です。

公園館の受付には馬見丘陵公園に関するパンフレットも用意されていますので、ここで手にしておくといいかもしれません。公園館前エリアでは園芸相談や、見頃の花を案内する「花みどりガイドツアー」・歴史ロマンを体感する「古墳ガイドツアー」の受付も行われています。

馬見丘陵公園にはナガレ山古墳乙女山古墳といった、国の指定史跡があります。時間に余裕のある方は、ダリアの花見と共に古墳見学も楽しまれてみてはいかがでしょうか。花みどりガイドツアー、古墳ガイドツアー共に土日祝日開催で、当日受付参加無料となっています。

ダリア花じゅうたん

LOVE や WELCOME といった文字が見えます。

花じゅうたんは初めて見ましたが、実にアーティスティックです。周りの芝生とのバランスもよく、来園者の視線を釘付けにします。

ハートのダリア花じゅうたん

ハート型の花じゅうたん。

真ん中の黄色い大輪の花はダリアなんだと思います。

来園者と一緒に作り上げるダリア花じゅうたんは10月の三連休の間に行われたようです。集いの丘エリアにおいて、ダリア3万輪を使って美しいアート作品が披露されました。残念ながら目にすることは出来ませんでしたが、是非見てみたかったですね。

馬見フラワーフェスタ花じゅうたん

絨毯とは言っても、さすがにこの上を歩くわけにはいきません。

あくまでもフラワーアート、見て楽しむものであることを付け加えておきます。

馬見丘陵公園のコスモス

公園館の前にはコスモスの花も満開を迎えていました。

背丈の低いソナタという品種のようです。

馬見丘陵公園のコスモス

芝生の丘に咲くソナタ。

頭の中の連想に過ぎないのですが、いつも秋桜を見ると「秩序」という言葉が脳裏をよぎります。カオスに対するコスモス。秩序を表す cosmos は宇宙の姿とも重なります。か細く可憐な花で、いつも風に揺れているのですが、全体的に見れば秩序立っているようにも見えます。一見バラバラな動きをしているようで、そのくせ全体的にはまとまっている。どこかそんな感じのする花です。

花の道に咲く羽毛ケイトウ

公園館からダリア園を目指して「花の道」を歩いていると、今まで見たことのない花が咲いていました。

花の名前を羽毛鶏頭(うもうけいとう)と言います。

羽毛ケイトウ(キャッスル)

羽毛ケイトウ。

鶏のとさかを思わせる鶏頭(ケイトウ)は以前から知っていたのですが、羽毛ケイトウという品種は初めて見ました。普通のケイトウに比べて背丈も低いようです。

俳句の世界では秋の季語になっている鶏頭ですが、行楽シーズンの秋の園内にこぢんまりと可愛らしく咲いていました。

羽毛ケイトウ(キャッスル)

ピンク色の品種もあるようです。

羽毛鶏頭はヒユ科ケイトウ属に分類されます。鶏頭と一口に言っても、鶏のトサカに似た鶏冠鶏頭(トサカケイトウ)、先端が 尖る槍鶏頭(ヤリゲイトウ)・野鶏頭(ノゲイトウ)、さらには球形の花序を付ける久留米鶏頭(クルメケイトウ)などもあります。

羽毛ケイトウもどうやらその中の一つというわけですね。

羽毛ケイトウ(キャッスル)

公園内のプレートには「羽毛ケイトウ(キャッスル)」と案内されていました。

キャッスル?お城を意味するキャッスルなのでしょうか。この他にも、羽毛ケイトウには plumosa (プルモーサ)、フサケイトウなどの別名があります。ちなみにプルモーサとは「羽毛状の」を意味する言葉のようです。

色違いの羽毛ケイトウを見ながら、ダリア園へと足を伸ばします。

ダリア園で見頃を迎えるフラワーフェスタの主役

馬見フラワーフェスタの主役は何といってもダリアです。

その華やかな容姿からか、ダリアの花言葉は「優雅さと気高さ」とされます。キク科に属するダリアは、菊の花と同じくその花期は秋とされます。

馬見丘陵公園のダリア

天高く馬肥ゆる秋。

青空を背景に白い大輪のダリアを撮影します。実に見事な咲きっぷりですね。

馬見丘陵公園のダリア

花びらに赤い飛白模様が入っています。

この日は太陽も眩しく、日傘をさしてダリア観賞を楽しむ人もいらっしゃいました。

馬見丘陵公園のダリア

本当にどこか牡丹の花を彷彿とさせます。

派手な美しさを持ったダリア。萩やささゆりなどに感じられるおしとやかさこそ感じられませんが、実に分かりやすく綺麗な花と言えるのではないでしょうか。

背の低いダリアに背の高いダリア。馬見丘陵公園では、色々な種類のダリアが楽しめます。皇帝ダリアなどは背丈の高い品種ですが、どうやら開花時期は遅めのようです。花ごよみ通信によれば、皇帝ダリアの見頃は11月下旬~12月中旬と案内されています。

馬見丘陵公園のダリア

ぷくっと膨らんだ緑色の蕾。

ダリアという名前の由来は、スウェーデンの植物学者A・ダールに因みます。人の名前からダリアという名前が生まれています。これも一つ、ダリアにまつわる雑学知識ですね。

ダリア大正浪漫

今回最も目を奪われた大正浪漫。

目線の高さよりもやや低い位置に咲いていました。花びらの先端に赤い色が入り、幾重にも重なるその姿にはアーティスティックな輝きが解き放たれます。

馬見丘陵公園の大正浪漫

内側のうねるような花びらにダイナミックな生命力を感じます。

見れば見るほどに美しい「大正浪漫」です。

馬見丘陵公園のダリア

こちらのダリアも珍しいお姿です。

一瞬、雄ライオンのたてがみがイメージの中で重なりました(笑)

馬見丘陵公園のダリア

爽やかなパープル!

鞠状にかわいらしく咲くダリアもいいですが、やはり勢いよく開花する大輪のダリアに軍配を上げたいと思います。

馬見丘陵公園のダリア

グラデーションがお見事!

よく見てみると、蕾の状態から既にグラデーションがかかっているのが分かります。それぞれの品種が持つ個性が如実に表れていて飽きることがありません。

馬見丘陵公園のダリアの御披露目には恐れ入りました。これは必見のイベントですね。

馬見丘陵公園のシェフェスタ

奈良フードフェスティバル シェフェスタ。

花に古墳に食、と実に様々な楽しみが用意された馬見丘陵公園内。奈良公園のように鹿や寺社こそ楽しむことはできませんが、ここには確かにそれに代わるモノが有ります。

馬見丘陵公園のダリア

線状に開花するダリア。

線香花火のようにと言ったらいいのでしょうか、他のダリアとは明らかに趣を異にする品種もありました。不思議なダリアですね、じっと見ているとイソギンチャクやモップが脳裏をかすめます(笑)

馬見丘陵公園のダリア

こうやってネットを張って栽培されているダリアもありました。

私はダリアを育てているわけではありませんので、その栽培方法は詳しく知りませんが、生育に興味のある方には色々なヒントが得られる場所なのかもしれません。

馬見丘陵公園のダリア

すくすく育つ馬見丘陵公園のダリア。

今年で第5回を数えるフラワーフェスタ自体は10月18日の日曜日で終了致しますが、おそらくその後もダリアを楽しむことはできるものと思われます。

馬見丘陵公園のダリア

奈良のダリアは馬見丘陵公園で決まりですね。

球根生産量が日本一ということで、他にも県内に名所があるのかもしれませんが、私の知るところでは馬見丘陵公園が一番だと思われます。

集いの丘の脇に咲くサルビア

秋の馬見丘陵公園内にはサルビアも咲いています。

花の道や馬見花苑にも見られるサルビアですが、大型テントへ向かう道沿いにもたくさんのサルビアが開花していました。

馬見丘陵公園のサルビア

ステージイベント会場の大型テントへアクセスする途中、その道沿いに赤や青のサルビアが見頃を迎えていました。

赤いサルビアと青いサルビアでは原産地も異なるようです。赤のサルビアはブラジル原産で、青のサルビアの原産地は北アメリカやヨーロッパとされます。ブルーサルビアの花言葉は「尊敬」で、赤のサルビアのそれは「燃える思い」です。

馬見丘陵公園のサルビア

大型テントを背景に咲いていました。

真夏の馬見ひまわりウィークで訪れた時は、この辺りにキバナコスモスが咲いていたことを思い出します。10月中旬の今でも、わずかにキバナコスモスが咲き残っていました。

大型テントの竹細工

大型テントのステージ横に竹のアート作品が展示されていました。

馬見丘陵公園の近くに竹取公園がありますが、それにちなんだオブジェでしょうか。

大型テントの竹細工

曲げることのできる竹の特性を活かした作品ですね。

先日、産直市場に「まこもだけ」が売られていたので買って帰ったのですが、クセも無くその歯触りの良さにすっかりファンになってしまいました。竹つながりで思い出してしまいました(笑)

馬見丘陵公園のサルビア

集いの丘周辺は憩いの場です。

レジャーシートを広げてお弁当を頬張っておられる方を数多くお見受けしました。

おそらく河合町や広陵町の幼稚園児・小学生の児童たちは、ここ馬見丘陵公園に遠足で訪れることもあるのではないでしょうか。鹿にも邪魔されませんしね(笑)

馬見丘陵公園の大型遊具

馬見丘陵公園の大型遊具

北駐車場から道を挟んだ反対側にあります。

小さい子供連れで公園を訪れたなら、一度は誰しも足を運んだことのある場所ですね。

秋のダリアを満喫するなら、馬見丘陵公園のダリア園がおすすめです。

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