釈迦如来

奈良の仏像ガイド

南北朝時代の出山釈迦如来立像

苦行で痩せこけた釈迦如来。その姿を映した金泥塗の「出山(しゅっせん)釈迦如来立像」を拝観して来ました。やはりインパクトがあります。少々デフォルメされているのかもしれませんが、その写実的な表現に魅入ります。出山釈迦如来立像。こんなことを言って...
日本語の意味

舎利とは!分舎利から塔建築へ

聖者の遺骨を意味する「舎利」という言葉があります。舎利とはサンスクリット語の「シャリーラ」を音写した言葉なんです。元々は身体を意味する語だったようですが、今日では遺骨を表す言葉として使われています。薬師寺東塔の傍らに分舎利の様子が描かれてい...
奈良の仏像ガイド

釈迦の苦行!壷阪寺拝観

苦行とは神仏に奉仕するため、肉体的欲望・物質的生活を抑制する修行のことを意味します。苦行の具体的方法として、瞑想、断食、不眠などが挙げられます。パキスタンにある本物の「釈迦苦行像」を彷彿とさせますね。奈良の壷阪寺には数多くの石像がありますが...
日本語の意味

釈迦の入胎!不思議な伝説

お釈迦様の誕生に至るまでの道のり。その道程はとても神秘的なお話として伝えられています。お釈迦様のお母さんは摩耶夫人です。その摩耶夫人の右脇に入っていったと伝わります。入って行った? 誰が?そう、他ならぬお釈迦様が聖なる生き物とされる「白象」...
奈良観光

飛鳥寺花会式!誕生仏と花御堂

4月8日に行われる飛鳥寺の花会式(はなえしき)。お釈迦様の誕生を祝う仏教行事で、灌仏会(かんぶつえ)・仏生会(ぶっしょうえ)とも呼ばれます。日本最古の寺院・飛鳥寺の御本尊は通称「飛鳥大仏」の釈迦如来坐像です。そのご本尊の御前に、右手を上げた...
奈良の仏像ガイド

金屋の石仏!会津八一の短歌

古都奈良をこよなく愛した会津八一。三輪山南麓の金屋の集落の外れに、重要文化財に指定される金屋の石仏があります。その金屋の石仏を題材にした歌が残されています。二体の金屋の石仏。耳しふと ぬかづく人も 三輪山の この秋風を 聞かざらめやも金屋の...
奈良観光

興福寺中金堂!釈迦如来と法相柱

落慶法要を終えた興福寺中金堂を拝観して参りました。恒例となった興福寺国宝公開ですが、2018年度の今秋は中金堂一般拝観と国宝館の特別展示が組まれていました。興福寺から送られてきた期間限定の拝観券を手に、奈良公園界隈を目指します。特別拝観チケ...
奈良の仏像ガイド

蟹満寺釈迦如来像の施無畏与願印

京都府木津川市山城町に佇む普門山蟹満寺。蟹満寺(かにまんじ)のご本尊は国宝・釈迦如来坐像です。奈良から国道24号線を北上し、蟹満寺の道案内に従って右折します。川沿いに車を走らせながら、入り組んだ場所へと入って行きます。しばらくすると、目的地...
奈良観光

飛鳥寺の飛鳥大仏

もう何度も足を運んだ飛鳥寺。飛鳥寺は私にとって、近くて遠いお寺でした。飛鳥寺のご本尊・釈迦如来坐像(飛鳥大仏)。母の実家が高市郡高取町佐田にあったことから、小さい頃にはよく父や叔父の送迎する車で飛鳥寺の近くを通っていました。しかしながら、そ...
奈良観光

釈迦一代記!転法輪に45年間尽力したお釈迦様

薬師寺東塔脇の回廊に、お釈迦様の生涯を描いた絵が掲げられています。釈迦一代記は勉強になりますね。お釈迦様の生涯を語る上で、悟りに至るまでの厳しい修行は欠かせません。
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