奈良の仏像ガイド 伝香寺の裸地蔵!外れる錫杖と左手 奈良には着せ替え仏像がいらっしゃいます。鎌倉時代に流行したという着せ替え仏像ですが、要するに裸形像のことです。流れるような衣文を彫り込んだ仏像も素敵ですが、敢えて衣を彫刻せずに本物の衣を身に纏う裸形像もいいものです。伝香寺のはだか地蔵。世の... 2024.07.02 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 山添村の塩瀬地蔵 フォレストパーク神野山に、鄙びた地蔵石仏が祀られていました。覆い屋に守られたお地蔵さんで、鎌倉時代の摩崖仏のようです。お伊勢参りの道中安全祈願や、眼病にご利益のある有難い地蔵菩薩と伝わります。山添村大塩に坐す塩瀬地蔵。像高160cmで、なか... 2023.07.13 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 太子道の油掛地蔵!川西町吐田 川西町吐田(はんだ)の油掛地蔵。お地蔵様に油を掛ける習わしがあります。奈良市古市場にも油掛地蔵が祀られていますよね。ユニークな民間信仰が残る奈良県は散策のし甲斐があります。川西町の油掛地蔵尊。長年の油で真っ黒になっていらっしゃいます。なぜ油... 2023.06.23 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 首無地蔵尊!五條市野原西 五條病院の裏に八幡神社が鎮座しています。簡易な造りの八幡宮ですが、その近くに首無地蔵尊が祀られていました。数年前、JR柳本駅前でも首無地蔵を見たことがあります。首が取れてしまった地蔵石仏は、ただそれだけで存在感がありますね。五條市の首無地蔵... 2023.06.18 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 大和郡山城跡の両面石仏 アメとムチの二相を表す石仏。柳沢文庫から毘沙門曲輪へ抜ける手前に、「両面石仏」と呼ばれる石垣の転用材があります。寄せ集めの石塔部材を組み合わせた「寄せ集め塔」の先に、ひっそりと置かれていました。両面石仏の泰山府君(たいざんふくん)。泰山府君... 2023.05.19 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 正暦寺南大門跡の泣き笑い地蔵 正暦寺の泣き笑い地蔵をご案内致します。正暦寺南大門跡に泣き笑い地蔵はいらっしゃいます。泣き笑い地蔵。手前が円光光背の水子地蔵尊(泣き地蔵)、向こう側が舟形光背を負う身替地蔵尊(笑い地蔵)。 2023.02.15 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 仲良し地蔵尊!白毫寺近くの目印 高畑エリアの不空院を参拝。その後、白毫寺、山の辺の道方面へと足を向けます。奈良市内のこんな所にまで山の辺の道が通っているのかと不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。金屋の石仏で知られる金屋、三輪方面から天理市の石上神宮までが主要な山の辺の道... 2023.02.14 奈良の仏像ガイド
奈良の仏像ガイド 脳天地蔵尊を馬場本村に参拝 大神神社の下手に鎮座する若宮社。大田田根子を祀る若宮さんから少し南へ行くと、馬場本村のお地蔵さんが祀られています。大神神社二の鳥居から北へ伸びる道を真っすぐ進むと突き当たりが若宮社で、その手前右側にお地蔵様が祀られています。馬場本村の脳天地... 2022.08.18 奈良の仏像ガイド
奈良観光 紫陽花の矢田寺!集まる地蔵石仏 あじさいの名所と言えば、奈良の矢田寺。日本最古と伝わる延命地蔵菩薩を安置する矢田山金剛山寺をご案内します。矢田寺本堂とあじさい。奈良県下では久米寺や長谷寺もあじさいの名所として知られますが、やはりここ矢田寺のあじさいは圧巻です。 2022.02.28 奈良観光
奈良の仏像ガイド 長谷寺日限地蔵を能満院に拝む 長谷寺の本堂東側に「能満院」という塔頭寺院があります。能満院には日限地蔵(ひぎりじぞう)と呼ばれるお地蔵さんが祀られています。日限地蔵の絵馬処。日限地蔵とは、日を限って祈願すると願いが叶えられるという地蔵菩薩です。 2022.01.21 奈良の仏像ガイド