宝塚歌劇団月組の娘役として人気を博した愛風ゆめさん。
この度、三輪の初えびすにお目見えになりました(^^♪
今までとはちょっと違った趣向に、思わず境内へと足が向きました。本祭に当たる2月6日の14時開始との触れ込みです。時間に合わせて、当館から徒歩1~2分の恵比須神社へ出発です。
特設舞台の上で、美声が響き渡ります。
拝殿前に設けられたステージは、最終日にはごくまきの舞台になります。
残り福の翌7日には、湯立神事も披露されボルテージは最高潮に達します。三輪の初えびすの開催期間は毎年2月5日~7日と決まっています。曜日に関係なく執り行われる祭事です。初日の宵宮には、地域の子供たちの鯛引き行列などで賑わいました。
知られざる宝塚の大階段!愛風ゆめのMC
高らかな歌声も素敵だったのですが、一番印象に残ったのは愛風ゆめさんのMCです。
楽曲の間のお話ですね。
日本人なら宝塚は誰でも知っていますが、その実体はよく分からないものです。かく言う私も、小さい頃にあやめ池遊園地でわずかに目にしたことがあるぐらいでしょうか。
鯛引き行列のタイ。
前日に三輪界隈を練り歩きました。
司会進行役が愛風ゆめさんを紹介しています。
この後、歌の合間に元タカラジェンヌから聴衆に質問が投げかけられました。
「宝塚の大階段は何段あると思われますか?」
三択が出題され、正解が26段であることを知ります。まぁ結構な高さですが、それよりも驚いたのがその階段の幅です。わずか23cmなんだそうです!つまり、足のサイズ相当かそれよりも狭いことになります。
6日の本えびす当日は、午前10時からにゅう麺の接待もあったようです。
実は前日にも、当館にお泊り頂いたお客様と共に境内へ足を運びました。地元でゲストハウスをなさっているオーナーさんがおでんの炊き出しをなさっていて、大根と卵を頂きました。とても美味しかったです、ありがとうございました。
さすがは元タカラジェンヌ、歌もトークもお手のものです。
それにしても、恐るべし、宝塚の大階段ですね。
フィナーレを飾る大階段は一番の見せ場でもあります。
もちろん、演者は足元を見ることが出来ません。笑顔で正面を向きながら階段を下りて行きます。煌びやかな衣装や飾り付けもそれなりの重量があります。緊張で顔がこわばりそうですが、そこはプロなんですね。
実際には爪先立って下りるんだそうです。
踏み外そうものなら、大けが必至でしょう。そこはミスが許されないプロフェッショナルな現場です。
狛犬の横からスタッフの方が撮影なさっていました。
背中には三輪坐恵比須神社の御神紋・三つ蔓柏がデザインされています。
鳥居を真下から見上げます。
商売繁盛の笹が鳥居を飾り立てます。
こういう機会でもない限り、タカラジェンヌの歌を聴くこともないでしょう。
とてもラッキーな一日でした(^^♪
この後、ご宿泊中のお客様と共に、隣りの三輪公園へ足を延ばします。
三輪公園にはかつての郡役所があったと聞いています。公園の入口付近にもその名残がいくつか見られます。こういったことに大変詳しいお客様で、築地塀のラインに注目なさっていました。
白い五本線が引かれています。
横に平行に伸びる5本のライン。なんでも5本線は格式高い建物の証拠なんだそうです。
塀の前に立つ石柱。
その横には穴が見られますね。何かを渡した跡なのでしょう、これも役所の名残だと思われます。
こちらは5日の宵宮の様子。
子供や七福神と共に、”鯛” が境内に戻って来ました。
米俵も積まれています。
いや~、賑やかですね!久しぶりに三輪の町も活気づきます。
恵比須神社にお越し頂いたということだけで、愛風ゆめさんのことが気になり始めました。さっそくSNS状況をチェック、今はやりのインスタグラムのアカウントをお持ちのようです。ご興味のある方は、是非この機会にフォローしておきましょう!