毎年晩春になると、市場に出回ることで知られる淡竹(はちく)。
タケノコ特有のえぐみが少ないこともあって、大変扱いやすい食材です。今回は打ち上げ宴会の席に、汁の実としてお出し致しました。
皮をむいて生のまま輪切りにカットしたところです。
苦味は少ないものの、甘味もやや薄目なのが残念ではありますが、汁の実としてなら季節の食材として大活躍してくれそうです。
アイナメ姿造りと若竹煮
アイナメと筍は出会いものなのかもしれません。 旬のタイミングが同じ海の幸と山の幸。 春の定番料理でおなじみの若竹煮は、ワカメとタケノコの出会い物です。高級魚のアイナメも春先に美味しい魚です。その観点で言えば、アイナメは筍との相性もいいはずで...
あっさりした淡竹の汁物
切った後そのまま口に運んでみましたが、少し苦味は感じますが、実にあっさりとした味わいです。
産直市場から細長い淡竹を仕入れてきました。
普通の筍であれば、その根元は固く、炒め物やご飯物などにして使うことが多いですよね。淡竹の根元はそんなに固くもなく、生のままでも頂くことができます。
大正楼中庭。
会社の組織の中で一つのプロジェクトが無事終了すると、お互いの労をねぎらうための打ち上げパーティが催されることがよくあります。当館の宴会場においても、賑やかな場が設けられました。
人参を練り込んだ三輪そうめんに淡竹を浮かべ、赤出汁を張って供します。
暑い夏を控え、お味噌汁も白味噌から赤味噌へと模様替えしています。
まだ6月なのに猛暑日が続きますね。
打ち上げ花火と盆踊りに興じる「綱越神社のおんぱら祭」もあと一月余りと迫って参りました。昨日の昼下がりに安倍文殊院の境内を散策して来ました。
ジャンボ花絵の植え込みはもう既に整理されており、その近くの清浄橋(きよめばし)の手前に金明孟宗竹(きんめいもうそうちく)という竹が生えていました。綺麗な筋目模様が入っており、あまり見かけない風情の竹に見入ってしまいました。竹にも色々な種類の竹があるんだなぁと改めて感じた次第です。