ホワイトソースの作り方のポイントをご案内致します。
グラタンやクリームコロッケなどの料理には欠かせないホワイトソース。
作っている最中にダマになりやすいホワイトソースですが、いくつかのポイントがあります。
バターと小麦粉は同量。
熱して溶けた無塩バターに小麦粉(薄力粉)を加えます。
このときの量は同量が望ましいですね。バターが少なすぎると、ぼそぼそした状態でダマになってしまいます。小麦粉は、あらかじめふるっておいたものを使うこと。これも大切なことですね。
小麦粉をサラサラになるまで炒める!牛乳の加え方
小麦粉は焦げやすいので、焦がさないように弱火で2~3分しっかり炒めます。
あくまでも小麦粉を色づけないように。徐々に粘り気がなくなってきて、(パサパサ)サラサラした状態になります。炒め方が足りないと粉っぽくなってしまいますので、この段階でしっかりとパサパサになるまで炒めます。
パサパサになったら牛乳を加えるタイミングです。
牛乳は少しずつ加える。
少しずつ牛乳を加えていきます。火から外して一度に牛乳を加える方法もありますが、少しずつ加える方が失敗の確率が少なくなります。
ヘラで勢いよくかき混ぜながら、ダマにならないようにホワイトソースを仕上げていきます。
仕上げに塩、こしょう。
なめらかなホワイトソースが出来上がったら、仕上げに塩こしょうで味を調えます。この工程を忘れると、味のぼけたホワイトソースになってしまいます。仕上げは確実にいきたいものですね。
ホワイトソースといえば、ハインツのホワイトソースが有名です。
市販されていて、使い勝手も良く人気の商品です。
缶詰に入ったホワイトソースって固まっていますよね。どろっとした状態ではなく、中を取り出してみるとボテッと塊が落ちてきます。ホワイトソースは冷えると固くなる性質を持っています。
市販のホワイトソースもいいですが、やはり自分で作る手作りのホワイトソースは格別です。
固さも自分の好きなように調節できますしね。
ホワイトソースの応用としては、卵黄とチーズを加えてモルネーというソースに仕立てることも可能です。
あるいは、パプリカを入れてハンガリア風のソースに仕上げることもできます。
先ほど塩、こしょうで味を調えると書きましたが、香辛料のナツメグを加えてみてもいいのではないでしょうか。ホワイトソースのアレンジはお好み次第ですね。
ところで、ホワイトソースはベシャメルソースともいいますが、ホワイトソースを作った侯爵の名前がベシャメルだったことに由来するそうです。
以上、ホワイトソースの作り方のポイントを幾つかご紹介しました。