広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園。
今春も恒例のチューリップフェアが開催されています。
駐車場近くには広陵町特産の靴下が販売されるなど、様々な企画が目白押しです。えっ、これもチューリップなの!?と思えるような変わり種など、多品種のチューリップを楽しむことが出来ました。
フリンジ咲きの黄色いクリスタルスター。
花びらの縁に切り込みがあるチューリップで、「フリンジ咲き」と称されます。数年前に馬見丘陵公園で観賞したダベンポートなども、同じくフリンジ咲きのチューリップです。
65万株のチューリップが開花する古墳公園!黄色いクリスタルスター
毎年一押しのチューリップを見つけるのが楽しみな祭典。
今年のイチ押しはフリンジ咲きのクリスタルスターでしょうか。その他にも、八重咲を思わせるチューリップもあり、品種改良が進んでいるんだなぁと感じました。
黄色いクリスタルスター。
縁の切り込みが特徴です。やはりインパクトがありますよね。
差し色の入ったチューリップも見ごたえがあります。
今回は時間があったので、園内をほぼ隈なく回りました。特に印象的だったのは一本松古墳エリアです。幾度も足を運んでいる馬見丘陵公園ですが、初めて足を踏み入れました。こんな場所もあったのかと新たな発見です。カリヨンの丘から北へ向かい、乙女山古墳まで続くエリアとなっています。
花見茶屋エリアのチューリップ。
広大な馬見丘陵公園ですが、人の賑わいを一番感じるエリアではないでしょうか。春のフードマルシェをはじめ、オランダ衣装顔出しパネル、広陵町&河合町の地域物産品販売が開催されていました。
花壇の案内。
花緑ボランティアの方々が、植付けから管理までを行われているようです。
緑色の桜が咲いていました。
御衣黄(ぎょいこう)でしょうか。
集いの丘にある大型テントエリアのチューリップ。
ステージイベントは土日開催で、様々なジャンルの音楽ステージが繰り広げられます。
大型テントの中に目をやると、キャンプ用簡易テントが見られます。皆さん思い思いに持ち込んでおられるのでしょう。この日は初夏を思わせる陽気で、日差しも強かったので快適に過ごせそうです。
この後、大型テント近くの花笑み橋を渡り、初めて緑道エリアへと入りました。てくてくと1.5km弱の道を歩き、近鉄池部駅に辿り着きます。河合町役場の旧豆山荘を見学し、聖徳太子建立の長林寺まで足を延ばして参りました。
実に長閑な光景です。
公園館エリアではチューリップガイドツアーも実施中です。
ボランティアの「馬見花サポーター」が、花の見所を案内します。参加無料で40分間ほどの案内になるようです。
公園館近くの芝生の丘。
クリスタルスターの案内札がありました。
北駐車場近くのチューリップ。
中央駐車場が満車のため、ぐるりと回り込んで北駐車場に車を停めました。
入園無料の馬見チューリップフェア。令和5年の今年で、第10回目を迎えました。関西最大級のチューリップ祭りです。春の陽気に誘われて、是非あなたも足を運んでみませんか?