古くから知られる幾坂池の一本桜。
なら歴史芸術文化村のオープン以降、少し風景が変わった感はありますが、変わらずにその美しい姿を見ることができました。
幾坂池の一本桜。
ソメイヨシノの巨木です。
幾坂池の堤防に根を張り、枝を四方に広げています。北向こうに見える建物は、なら歴史芸術文化村の芸術文化体験棟です。
菜の花も咲く池の畔!土手下からの眺めもオススメ
ささやかではありますが、幾坂池でも桜と菜の花の競演を楽しむことが出来ました。
花見ポイントですが、まずは幾坂池の脇の遊歩道から。あるいは堤防下から見上げる格好もいいですね。
遊歩道から最接近します。
伸びた枝が目の前に!今年は桜の開花が早く、訪れた4月上旬は既に散りかけていました。例年の見頃は3月下旬から4月上旬にかけてのようです。
堤防の下から見上げます。
左手に見える黒い建物は、なら歴史芸術文化村に隣接するフェアフィールド・バイ・マリオット・奈良山の辺の道です。
東乗鞍古墳の駐車場から西へ下った辺りから撮影しています。杣之内浄水場の東側ですね。
一本桜から西は大和平野が広がります。
遥か彼方には二上山を望む風光明媚な場所です。
池の南方に菜の花が咲いていました。
水面に映り込む芸術文化体験棟。今回は撮り忘れてしまいましたが、幾坂池の一本桜も水面に映り込むようです。
やはり一本桜っていいですね。
宇陀市の又兵衛桜は有名ですが、こちらはややマイナーな一本桜です。その分、穴場と言えるのではないでしょうか。
これだけ近づけますしね。
道の駅も併設するなら歴史芸術文化村のすぐ近く。以前までは知る人ぞ知る桜でしたが、観光施設が出来たことにより知名度も上がっていくことでしょう。
春の風景。
山の辺の道のハイカーたちも気軽に立ち寄れる場所ですね。
幾坂池の東には親里競技場があります。
天理高校の球児たちが元気に練習していました。規律正しい掛け声が心地よく響きます。
少しタイミングが遅かった・・・
来年は是非、満開の時期を逃さずに訪れてみたいです。
ちらほら葉桜も見られる一本桜。
遊歩道の延長線上に見えている丘陵は東乗鞍古墳です。
東乗鞍の西にある西乗鞍古墳も桜の名所です。時間に余裕のある方は、古墳見学も楽しんでみるといいでしょう。