京都東山にある霊山歴史館をご案内します。
坂本龍馬の墓近くに位置する霊山歴史館。日本で唯一の幕末維新総合博物館として知られます。
霊山歴史館。
門前に立っているのは、もちろん坂本龍馬!(2011年7月撮影)
龍馬を斬った脇差!池田屋事件の立体映像
人気の幕末維新ミュージアム。
若き志士たちが眠る霊山の麓にあり、倒幕・佐幕双方の視点から学ぶことができます。
幕末維新ミュージアムの霊山歴史館。
坂本龍馬をはじめ、ペリーの黒船来航、近藤勇や沖田総司らで有名な新選組、歴史の大転換期であった明治維新の資料が所狭しと展示されています。
特筆すべきは坂本龍馬を斬った刀でしょう。
近江屋での龍馬暗殺の際、実際に使われた刀が展示されています。
意外と小さな脇差で、天井の低い暗殺現場にはうってつけの刀だったようです。
2011年度の全館リニューアルにより、3D立体映像が導入されています。
新選組の名を知らしめた池田屋事件、生々しい龍馬暗殺の場面が大画面3Dで蘇ります。
霊山歴史館の館内を順路に従い鑑賞していくと、最後の土産物売り場の手前に撮影コーナーが設けられています。
衣装が置かれていて、お好みの衣装を着て土方歳三や坂本龍馬と記念撮影に収まることができます。土方歳三もなかなかハンサムですよね(笑)
京都霊山護国神社の絵馬。
坂本龍馬、中岡慎太郎、桂小五郎などのお墓がある霊山護国神社。
神社の入口の所に坂本龍馬像が建てられています。
数年前にここ京都霊山護国神社を訪れた時にはなかった像です。比較的新しいものなんでしょう。
京都霊山護国神社、霊山歴史館へ通じる維新の道。
とても急な坂道で、険しかった明治維新への道のりを彷彿とさせます。
維新の道を登りきると、左側に京都霊山護国神社、右側に霊山歴史館が佇みます。
霊山歴史館の入館料は700円でした。
今回のように特別展が催されている期間中の入館料は700円で、通常の常設展のときは500円のようです。
長州藩の定宿・池田屋を襲撃した池田屋事件。
今も京都三条の地に、「池田屋騒動之址」と書かれた石碑が残されています。
陣頭指揮を執った近藤勇の勇敢な姿が、強い印象として頭に残ります。霊山歴史館の中でも紹介されていましたが、新選組のハンサムボーイ沖田総司は子供好きな性格だったようです(^-^)
京都霊山護国神社から霊山歴史館を見ます。
観光客を乗せたタクシーがひっきりなしに行き交っていました。
霊山歴史館は明治100年(1968)を記念して、昭和45年(1970)に開館しています。収蔵資料は実に5,000点を超えていると言われます。
霊山歴史館へのアクセスは、京都駅から市バス東山安井または清水道下車、徒歩7分となっています。京阪祇園四条駅から徒歩20分、阪急河原町駅からは徒歩25分ほどの距離です。