石上神宮の結婚式に、白身の魚であるタルミの巻き寿司をお出ししました。
炊きあがった黒米に寿司酢を散らし、古都奈良らしい巻き寿司でおもてなし致します。
先付けにお出ししたタルミの巻き寿司。
タルミの正式名称は横筋笛鯛(ヨコスジフエダイ)と言います。
タルミと合わせる古代米!神さぶる石上神宮の挙式
ヨコスジフエダイは柔らかいもちっとした食感が持ち味の魚です。
胡瓜に塩をしてしばらく置き、しんなりしたら水で洗って水分を拭き取り、さくに取ったタルミの身と一緒に巻き込みます。
石上神宮の国宝・七支刀ですね。
山の辺の道の主要観光スポットとして、大神神社と並んで人気のあるお社です。放し飼いにされた神の使いである鶏は、石上神宮の代名詞でもあります。
収穫時期の秋を迎え、お米の流通も各地で賑わいを見せています。
当館から車で10分余りの距離にある明日香村の農産物直売所においても、古代米の黒米・赤米・緑米が人気を集めています。地元民のみならず、観光客からの需要も数多く、古代米の認知度の高まりを感じさせられます。
料理旅館大正楼の結婚披露宴会場。
普段は大神神社の結婚式の後、ご親族揃っての会食会場としてご利用頂いております。
昨今では橿原神宮や石上神宮での挙式の後、当館にお越し頂くお客様の数も増えて参りました。奈良県内では他にも、長谷寺、等彌神社、三輪坐恵比須神社等々での総合ブライダルも承っています。
石上神宮の結婚式のしおり。
結婚式会場の国宝拝殿が案内されています。
挙式初穂料、誓詞などの言葉も見えますね。
以前までは儀式殿(鎮魂殿)において執り行われることの多かった石上神宮の挙式ですが、最近では拝殿での挙式がほとんどのようです。
タルミ(左側)と赤イサギ(右側)。
目の後ろからすーっと黒い筋が入っているのが見えます。
ヨコスジフエダイの名前は、この黒いライン模様に由来しています。なぜこのような模様が入っているのか、その理由は定かではありませんが、進化の過程において必要だったのかもしれませんね。
披露宴会場に準備された酒樽。
新郎新婦が手を取り合って行う鏡開きは、祝宴の開始にふさわしい演出です。
こちらは、コノシロの南蛮漬け。
秋に脂がのってくるコノシロは、この時期に是非お召し上がり頂きたい一品です。
石上神宮の楼門。
石上神宮のシンボル的建造物でもある楼門は、国の重要文化財に指定されています。
婚礼料理の始まりは先付けから。
季節の会席料理でおもてなしする当館の婚礼料理は、松竹梅の三通りからお選び頂いております。ご予算は松12,000円、竹10,000円、梅8,000円となっています(税別料金)。
石上神宮の結婚式が決まったら、簡単なお食事や結婚式二次会会場としてどうぞお気軽にご利用下さい。皆様からのお問合わせを心よりお待ち申し上げております。