耳石を持つ魚として知られるイシモチ。
新鮮なイシモチが、スーパーの店頭で4尾400円ほどで販売されていたので購入してみました。
ニベ科のイシモチは耳石(じせき)が発達しているところから、石持(イシモチ)と呼ばれています。
体の平衡感覚を保つために存在すると言われる耳石。
ちょうど木の年輪のように、耳石の上に輪っか模様が描かれます。日輪、年輪と呼ばれる輪の数で魚の年齢を推測します。
ニベの焼霜造り!耳石を持つ魚
体長50cm近くのニベが入荷しました。スズキ目ニベ科に属し、浮袋も食用になる魚です。取り付く島もないことを「にべもない」と言いますが、その語源にもなっています。。ニベの焼霜造り。ニベの皮には独特の風味があります。焼霜造りにして正解でした!ニ...
浮き袋も美味しいイシモチ
イシモチという魚は、浮き袋も食用になります。
中国には「魚肚(ユイドウ)」という乾燥品があり、水に浸してから茹でて柔らかくします。煮込み料理やスープの材料にも使われるようです。チョウザメの浮き袋が美味と聞いたことはありましたが、イシモチもおすすめなんですね。
イシモチの煮付け きのこ餡掛け。
かまぼこの材料になることが多いイシモチですが、煮付料理やあんかけ料理にもよく合います。
白身の魚なので、シログチという別名も持ちます。
お隣の中国では、白姑魚と書いて ”バイグウユイ”と読みます。
あっさりとしたお味でなかなか美味しい魚ですので、皆さんも是非スーパーで見かけたら購入してみて下さい。
シログチの塩焼き
比較的新しいシログチが入荷しました。鮮度落ちの早い魚で、蒲鉾の材料になったりもします。45cm以上の大物が入り、まずは内臓を抜いて処理しました。大部分を冷凍保存用の切り身にし、ほんの少しだけ塩焼きで頂きました。シログチは塩焼きが美味しいです...