ブランド魚の関イサキ。
瀬戸内海と太平洋の潮流がぶつかる豊後水道の荒波。そこで育ったイサキです。弾力を感じる筋肉質の身が絶品でした。
関イサキの姿造り。
ナミ貝や鯨ベーコン、甘海老との盛り合わせです。
イサキの皮は少々硬いのですが、今回は焼霜造りにもトライしてみました。初夏に旬を迎えるイサキは「麦藁イサキ」とも呼ばれ、ちょうど今が食べ頃です。
イサキの姿造り!甘い脂の刺身
旨味あふれるイサキ。姿造り用鮮魚を市場に頼んでいたところ、丸まる太ったイサキが入荷しました。イサキはスズキ目イサキ科の魚ですが、甘味のある白身は絶品です。英名を Chicken grunt と言うようです。grunt とは唸り声やグーグー音...
一本釣りの活〆!佐賀関の高級魚
関イサキは一本釣りで漁獲されます。
関サバや関アジでも有名な大分県佐賀関(さがのせき)のブランド魚です。丁寧な一本釣りの活け締めで、新鮮なまま届けられます。
関イサキ。
見るからに美味しそうな個体です。キロ単価は3,300円でした。
皮を引いた白身も盛り付けます。
荒波に揉まれると、魚も美味しくなるんですね。
ナミ貝は縦長に引いて、貝殻の中に盛り込みます。
イサキの若魚には3本の褐色縦縞が入るようですが、なかなかお目にかかることが出来ません。一度若魚の姿も見てみたいと思うのですが、その機会に恵まれることはありません。
アマテカレイと関イサキ。
どちらもでっぷりと、肉付きの良さを感じさせますね。
手前に見えるのが、関イサキの焼霜造りです。
煮ても焼いても美味しいイサキ。湯霜や焼霜も選択肢として有りですね。
関イサキの生息環境ですが、一年を通じて水温の変化も少ないようです。
蟹や海老など、豊富な餌にも恵まれてすくすくと育ちます。
そんなイサキを頂ける幸せ。
深海魚漁が終わる5月半ば頃から旬を迎えるイサキ。深海魚のように決して珍しい魚ではありませんが、誰もが美味しいと感じる白身魚です。
初夏に食べる関イサキ!これ以上の贅沢は無いでしょう。