玉列神社の尾長巴紋

大神神社の摂社である玉列(たまつら)神社。

その境内で、尾長巴の紋を見ることができます。

巴紋の中にも有馬巴や太巴など、様々な種類の巴紋がありますが、尾っぽの長く伸びた形の巴紋を尾長巴と言います。

玉列神社の尾長巴紋

玉列神社の尾長巴。

くるっと長い尾が丸まっています。

勾玉の尻尾であり、息の緒(いきのを)を表すトレードマークですね。永遠への願いが込められた御神紋ではないでしょうか。

スポンサードリンク

三輪山南麓に鎮まる玉椿明神

大神神社の境内からは少し離れていることもあり、玉列神社にお参りする人もそう多くは見かけません。

玉列神社は3月の最終日曜日に催される椿まつりで知られるお社で、太鼓台が巡行する秋祭りなどもオススメです。大神神社の御神紋はおなじみの三本杉ですが、玉列神社のそれに注目してみることは今までありませんでした。

玉列神社の誕生石

玉列神社境内の誕生石

子宝にご利益があると言われ、「たんじょうさん」と親しまれている磐座です。

拝殿へ上がる石段脇にひっそりと鎮まっていました。子授けや生育安全に霊験あらたかで、初宮詣の際には人気の的となります。

そもそも、玉列神社の御祭神・玉列王子神(たまつらおうじのかみ)は三輪のオオモノヌシの御子神です。親子の愛情が感じられる境内には、実にお似合いの磐座ではないでしょうか。

玉列神社拝殿

拝殿に掛けられた尾長巴の幕。

玉列神社は延喜式神名帳にも見える古社で、伊勢街道初瀬谷における最古の神社と伝わります。付近は玉椿の名所でもあったことから、玉椿大明神の愛称で仰がれてきました。

神社仏閣を歩いているとよく見かける巴紋ではありますが、同じ巴紋の中にも色々な種類があることを学習致しました。尾長巴、この機会に是非覚えておきましょう。

Tags: