大日如来を表す梵字岩&蜻蛉の滝

雄略天皇の伝説が残る蜻蛉の滝

国道169号線の五社トンネルを抜けてすぐ右折し、しばらく進むと「やまとの水」に選定された蜻蛉の滝があります。蜻蛉の滝は高さ50mを誇り、天気が良ければ滝に虹が架かることで知られます。

蜻蛉の滝の梵字岩

蜻蛉の滝の梵字岩と石塔。

大日如来を表す「ア」という文字が描かれています。

周辺は川遊びのレジャースポットになっていて、子供連れのファミリー層で賑わっていました。

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修験道行者が開いた仙龍寺跡の梵字岩

かつてこの辺りには、蜻蛉の滝で修行する行者が居たそうです。

滝行をするにはうってつけの場所だったのでしょう、梵字岩のある辺りも修験道行者の寺跡とされます。江戸時代にお寺は対岸に移り、今では梵字岩と石塔がその名残をとどめています。

蜻蛉の滝

綺麗な虹が出ています。

蜻蛉の滝の飛沫が見事な虹を演出し、虹光(にじっこう)と呼ばれる名所にもなっています。

ここで蜻蛉の滝の名前の由来にもなった雄略天皇のエピソードをご紹介しておきます。

第21代雄略天皇が狩りでこの地を訪れた際、天皇の臂(ひじ)に虻が食いついたそうです。そこへどこからともなく飛来した蜻蛉(とんぼ)がアブを噛み殺したという伝説が残されています。雄略天皇を守ったトンボから蜻蛉の滝と名付けられているのが分かりますね。

この辺りの地名も蜻蛉野(あきつの)で、現在では「あきつの小野」と呼び習わされます。

蜻蛉の滝の地蔵石仏

蜻蛉の滝へ登って行く石段の途中に、慎ましやかなお地蔵さんが祀られていました。

吉野郡の川上村西河(にしがわ)に位置する蜻蛉の滝。

夏の定番観光スポットにもなっています。

かつての仙龍寺跡・・・大宇宙の中心を意味する大日如来が梵字で刻まれた場所です。日本国の異称である秋津島(蜻蛉島・あきづしま)へと展開していく歴史が興味深く思われますね。

蜻蛉の滝の YouTube動画です。

どうぞご参照下さい。