4月半ばの婚礼会食。
会食人数は6名様でした。
新郎新婦様と各々のご両親が揃い、めでたい祝宴が開かれました。会食会場は大正楼奥座敷の「御笠の間」。舟底天井の客室で、少人数の食事会にもご利用頂いています。
石垣鯛の舟盛り。
奈良県中央卸売市場より、新鮮なイシガキダイが入荷しました。
お値段は養殖真鯛の約2倍で、高級魚の範疇に入る魚です。コロナ禍が続き、少人数ウェディングが増加傾向にあります。大人数の婚礼に舟盛りをお出しするのは難しいのですが、10名様未満の婚礼であればOKです。ご要望がございましたら、どうぞご遠慮なくお申し出下さい。
商品レビュー用設定で撮影!刺身盛り合わせ
今回はいつもとは違った趣向で撮影しました。
カメラの商品レビュー用設定をONにし、接写を試みます。強調したい被写体にフォーカスし、その周りをボカします。ボタン一つで切替え可能で、とても便利な機能です。
紅白花大根。
結婚式に紅白は付き物。
紅芯大根の色素を生かし、赤く染まった酢の中に漬け込んでおきました。花の芯には胡瓜を使い、石垣鯛の胸元を飾ります。
白ミル貝の刺身。
正式名称を波貝(なみがい)と言います。白色の二枚貝で、貝殻を開くと蝶のようにも見えます。
白ミル貝の貝殻は非常にもろく、貝柱を外すときは割れないように注意が必要です。巨大な水管が貝殻からはみ出し、主な可食部にもなっています。
白ミル貝の捌き方は以前の記事をどうぞご参照下さい。刺身の引き方にも色々ありますが、今回は水管を縦長に引いてみました。他の貝では見られないお造りですね。
さざ波胡瓜。
胡瓜を波に見立てた飾り切りです。
突き出る石垣鯛の歯。
硬いものをバリバリ噛み砕く頑丈な歯ですね。
盛り付けていて改めて気付きましたが、石垣鯛の第二背びれはかなり大きいです。背びれを広げて盛ると見栄えがしました。
商品レビュー用設定を使うと、かなり焦点が絞られるようです。
この写真だと、紅白花大根に集中していますね。石垣鯛の刺身はおろか、石垣鯛の頭やイクラ、背景の中庭もピンボケしています。
表現の幅が広がりそうです。
機材の進歩も著しいですね。近い将来、煩雑な動画編集も簡易なものになっていくような気がします。
このブログはワードプレスを使用しています。
ブログ発足当時は無料ブログサービスやムーバブルタイプが人気だったように思いますが、今となってはワードプレスの優位は動きません。時代の流れと共に淘汰されていくのでしょう。
カメラも便利になりました。
素人でもある程度の写真が撮れるようになったのは有難いことですね。