談山神社の紅葉!釣燈籠の鎌の謎

藤原鎌足を祀る談山神社。

関西の日光とも称される紅葉の名所です。

談山神社の紅葉・釣燈籠の鎌

拝殿の釣燈籠に鎌のデザインが見られます。

藤原鎌足の「鎌」にちなむ意匠なのでしょうか。

談山神社の談峯如意輪観音像特別公開
談山神社の秘仏・談峯如意輪観音菩薩坐像を拝観して参りました。足腰の病にご利益のある観音様で、「足の観音さま」と信奉されています。多武峰の紫陽花シーズンに合わせた観音講まつりで境内は賑わっていました。談山神社の談峯如意輪観音坐像。悩ましい姿態...

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木造十三重塔と談所が森!鎌足生誕時の鎌きつね

談山神社の裏山へ足を延ばすと、今もひっそりと藤原鎌足の墓が祀られています。

人っ子一人通らないような山道を登って行くわけですが、とても心細かったのを今も思い出します。

談山神社祓戸社の紅葉

談山神社祓戸社の紅葉。

あらゆる願い事を叶えてくれる”宝珠”に似せた擬宝珠(ぎぼし)が金色に輝きます。階段の少ない西入口付近にある祓戸社。ここで心身のお祓いをして、談山神社へ詣でます。

談山神社の厄除割符!祓戸社のご利益
談山神社の祓戸社。談山神社の西入山口~その手前右側に祓戸社は鎮座します。身を清める処。どこの神社でもそうですが、神社の入口付近に祓戸社はあります。俗界と神界を分ける境目のような場所でしょうか。

紅葉名所・談山神社

紅葉の名所・談山神社を象徴するカメラアングルの一枚。

神廟拝所の向こう側に十三重塔が見えます。

厄除三方にらみのお守り

厄除三方にらみのお守り

藤原鎌足の鋭い眼光が三方を睨み付けます(笑)

これでは、どんな魔物も寄り付かないでしょう。大変心強いお守りです。

干支絵馬・多武峰談山神社

今年の干支が描かれた干支絵馬ですね。

多武峰談山神社のシンボルである十三重塔がデザインされています。

談山神社十三重塔の紅葉

十三重塔の紅葉も実に見事です。

塔の下には、数多くのカメラ愛好家たちが集います。

交通安全祈願・三方にらみ

鎌足の三方にらみは、交通安全祈願のステッカーにもなっていました。

後続車ににらみを利かせる鎌足・・・これで、おカマをほることも無さそうですね。

談山神社駐車場の紅葉

談山神社駐車場の紅葉。

眼下に、たった今登って来た道路が見えます。

談山神社駐車場の紅葉

いやはや、見事な紅葉です。

平日ではありましたが、11月末ということもあって数多くのマイカー客や大型観光バスでごった返していました。談山神社の紅葉、ここにありといった雰囲気が漂います。

談山神社権殿

神廟拝所から石段の上の権殿(ごんでん)を望みます。

談山神社の権殿は、元は妙楽寺の常行三昧堂でした。時は下り、明治の廃仏毀釈により現在の権殿となっています。

談山神社総社拝殿

神廟拝所の正面に位置する総社拝殿

総社拝殿の前に、古代衣装を着用した方が記念撮影に応じておられました。1枚50円の料金で、古代人とのツーショット写真が撮れるようです。

おみくじ・談山神社

総社拝殿の前の木に、おみくじが括り付けられていました。

その向こう側に権殿と十三重塔が垣間見えます。

比叡神社の祠

こちらは境内の隅っこにある比叡神社の祠。

すぐ近くに談山(かたらいやま)、御破裂山(ごはれつやま)への登山口があります。

比叡神社本殿と増賀堂跡!談山神社
談山神社の権殿西側にひっそりと佇む社殿。境内片隅のその祠には「比叡神社本殿」と記されていました。談山神社末社の比叡神社本殿。比叡山の比叡(ひえい)かと思いきや、その読み方は比叡(ひえ)神社のようです。すぐ傍らには談山や御破裂山へと続く山道の...

談山 御破裂山

この登山道を登って行くと、談所が森(だんじょがもり)と呼ばれる所へ出ます。

中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿討伐の語らいをしたと伝わる、大化の改新の歴史舞台です。談山神社の名前の由来は、ここに端を発しています。

人気のない狭い登山道をどんどん登って行けば、藤原鎌足のお墓にも辿り着きます。

多武峯縁起絵巻に見る乙巳の変!談山神社
談山神社の宝物を収める拝殿に、多武峯縁起絵巻の模写作品が展示されていました。大化の改新のクーデターはよく知られるところですが、その様子を描いた絵巻物にも鬼気迫る臨場感がありました。談山神社参拝の際には、是非見学しておかれることをおすすめ致し...

後醍醐天皇御寄進石灯籠

談山神社参道の途中にある後醍醐天皇御寄進石灯籠。

重要文化財に指定されている石灯籠です。お土産物屋さんの真ん前に建ちます。

南北朝時代へタイムスリップ!後醍醐天皇石燈籠@談山神社
紫陽花の季節に訪れた談山神社。参道沿いに立つ後醍醐天皇寄進の石燈籠が、しばしの時間旅行へ誘います。桜井市の多武峯にある談山神社は、南方の飛鳥、吉野方面へ抜ける入口に当たります。木造十三重塔とあじさい。南北朝時代の南朝方を象徴する後醍醐天皇。...

紅葉入り紅葉煎餅

ショップでは、紅葉入りのもみじ煎餅が売られていました。

さすがにもみじ饅頭には専売特許がありますので(笑)、こちらは煎餅なんですね。

鶴の手水鉢

談山神社の境内で、珍しい手水鉢を見つけました。鶴の手水鉢です。

場所は本殿と西宝庫の間。

この手水鉢は、明治13年に五摂家の九条道孝公が奉納されたものらしいです。花崗岩製で、談山神社の社紋である「のぼり藤」が見て取れます。

鶴の手水鉢!談山神社
談山神社には、珍しい鶴の手水鉢があります。手水舎といえば、大抵は龍の口から水が出ているものですが、鶴の手水鉢とは面白い!談山神社の鶴の手水鉢。場所は本殿と西宝庫の間・・・談山神社の正面入口から140段の石段を登って行くと、その真正面に鶴の手...

干支土鈴

来年2012年度の干支は辰。

辰年の干支土鈴ですね。その横に、3D鎌足公座像も販売されています。

鎌きつね・談山神社

多武峰縁起絵巻に描かれる鎌きつね

藤原鎌足が誕生した際、どこからともなく鎌をくわえた狐が現れて鎌を捧げたと伝えられます。鎌足公(幼名は鎌子)の名前の由来にもなっているそうです。

冒頭の釣燈籠にデザインされた鎌の謎が解けましたね。

談山神社

秋の奈良観光において、談山神社を観光ルートに入れておかれることをおすすめ致します。

中大兄皇子と藤原鎌足が出会ったとされる飛鳥の地へも、お車でわずか10分ほどのアクセス。飛鳥寺、伝飛鳥板葺宮跡、談山神社を巡りながら、大化の改新へ思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。

鎌足産湯の井戸
藤原鎌足を祀る談山神社。そこから4㎞ほど下って来た表参道沿いに鎌足産湯の井戸があります。歴史的人物には「産湯の井戸」なるものが語り継がれます。飛鳥から遠く京都の菅原院天満宮神社でも、菅原道真の産湯の井戸を見学した記憶が蘇ります。鎌足産湯の井...
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