奈良県立万葉文化館の野外ステージ。
舞台向かって左脇に、コブシの木が植えられています。
万葉文化館野外ステージのコブシ。
手前に見えている木がコブシです。早春に白い花を梢いっぱいに咲かせるコブシは、春を告げる植物としても知られます。
飛鳥の奈良県立万葉文化館
明日香村の奈良県立万葉文化館を訪れて参りました。万葉文化館では平成13年の開館以来、「万葉集」に詠まれた歌をモチーフに当代一流の日本画家が制作した万葉日本画が展示されています。そんな万葉文化館の原点とも言える「万葉日本画」全154点が、期間...
コブシの名前の由来!握り拳状の集合果
千昌夫さんの名曲「北国の春」でも、「コブシ咲くあの丘北国の♪」と歌われていますよね。
飛鳥の亀石。
目の上に波打つライン(笑) そのお顔に近付いてみると、心なしか鼻筋が通っているのが確認できます。
川原寺跡と秋の花。
何という名前の花なのでしょうか。こういう時にいつも思うのですが、スマホで写真を撮影すると、その被写体である花の名前が分かるアプリがあれば便利だなと思います。近い将来に開発される可能性は大ですね(今は便利なグーグルレンズがありますよね)。
亀石近くの石仏の背後に彼岸花が咲いていました。
飛鳥はすっかり秋景色に染まっています。
コブシの果実は集合果で、握りこぶし状の凸凹が見られます。コブシという名前の由来にもなっているそうです。9~10月に掛けて、コブシの種子は熟していきます。心皮が裂開し、中から赤色の種子が出てきます。その種子は、白い糸でつり下がったようになります。
次回万葉文化館を訪れる際には、コブシの種子を確認してみようと思います。
万葉文化館の庭には様々な植物が植えられていますので、「植物の学びの場」としてお子様はじめ観光客の方々にもおすすめしたいと思います。