三輪山平等寺の桜を見に行って参りました。
4月も半ばを過ぎ、ほぼ葉桜の状態になっていましたが、かろうじて咲いていた桜の花をご案内致します。
平等寺の桜。
向こう側に見えているのは、二重塔釈迦堂。
三輪山平等寺!島津義弘を匿った歴史
「鬼島津」と恐れられた戦国時代の猛将・島津義弘。 関ヶ原の戦いで西軍に付いていた島津義弘ですが、東軍に追われ、伊賀国名張から三輪山平等寺に入り、その後大阪の堺へ逃れて行ったと伝わります。島津氏の出身地である薩摩では、信楽から奈良を通過して落...
本堂安置の十一面観世音菩薩!地下坐禅堂で座禅体験
平等寺釈迦堂は、平成16年に800年ぶりに再建されたそうです。
中央に生身釈迦像、平等寺仏足石、Dharmarajika寺院(Bangladesh)伝来の仏舎利を祀ります。二重塔の周りを十六羅漢像が囲んでいます。
平等寺本堂と桜。
昭和62年に再建された本堂。
聖徳太子の自作と伝えられる本尊十一面観世音菩薩をはじめ、薬師如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩、聖徳太子像を祀ります。瞑想にふける座禅体験が人気の地下坐禅堂もよく知られるところです。
山の辺の道の道標。
三輪山平等寺の門前にも、桜の花びらが散っていました。
こちらは水仙でしょうか。
ラッパ口のところが特徴的ですね。ギャザリングを見るような感じです(笑)
三輪山平等寺の開基開山は聖徳太子。
聖徳太子像の周りの桜も、ほとんど散ってしまった後・・・葉桜の”緑”が強調されます。
こちらは、れんぎょうの花でしょうか。
鮮やかな黄色が二重塔によく映えます。
見頃を迎える満開の桜を観賞したかったのですが、今回は残念ながらピークを過ぎてしまっていたようです。来年の楽しみとして取っておきましょう。