椎茸の笠を使った料理。
シイタケと里芋の三輪そうめん揚げを作ってみました。
秋になれば、椎茸や里芋といった食材を使うことも多くなって参ります。ご宿泊頂いたお客様に、三輪そうめんを衣にした「里芋シイタケの三輪そうめん揚げ」をお出し致しました。
里芋椎茸の三輪そうめん揚げ。
椎茸の笠の裏に小麦粉を打ち、ベーコンと火を通した里芋を乗せます。さらに奈良名産の三輪そうめんでコーティングして揚げています。お皿に盛り、中庭に咲いている花を添えます。彼岸花には毒性がありますが、まぁこのぐらいなら問題無いでしょう。
葛城ウーハン!椎茸の里芋饅頭
奈良県の伝統野菜・葛城烏播(ウーハン)。ウーハンは1940年に台湾から入ってきた品種のようです。ねっとりとした舌触りで美味しいのですが、広く市場に出回らない貴重な里芋です。奈良県由来ということもあり、近くの産直市場では入手することが出来ます...
栗のイガを思わせる椎茸のファルシ
肉や魚、野菜などの中に別の食材を詰めた料理をファルシと言います。
テリーヌ生地のことをファルスと表現しますが、基本的には同じ意味合いのようです。椎茸の笠に里芋を詰め込んだ料理ですから、椎茸のファルシ(ファルス)ということになるでしょう。
秋らしい一品に仕上がりました。
椎茸の中に肉の生地を詰めたことはありましたが、里芋でやってみても面白いですね。
焦げないように注意は必要ですが、里芋の中に味噌味をしのばせて揚げてみるのもいいかもしれません。
大正楼中庭に咲くヒガンバナ。
石灯籠とのコントラストが美しく映えます。
揚げたてです。
イガイガの栗を思わせる風貌(笑)
桜井市内の長谷寺の彼岸会、笠山荒神社では笠荒神九月大祭が催される頃。
当館大正楼では、秋の食材を使った料理が次々と登場します。
開花前のヒガンバナ。
こちらは黄色いヒガンバナです。赤いヒガンバナよりも若干遅れて開花します。
秋の奈良観光は、10月を控えていよいよ本番を迎えようとしています。