新じゃがと三輪素麺のガレット

紫蘇風味の三輪そうめん。

かなりの在庫があったので、少しずつ減らしていく必要があります。そこで、ジャガイモと合わせてガレットにしてみました。

新じゃがと三輪素麺のガレット

新じゃがと三輪素麺のガレット。

円形状に薄く伸ばしたものをガレット(galette)と言います。

そば粉のガレットが有名ですが、クレープ生地などもガレットの一種でしょう。ガレットは”こうでなくちゃいけない”というものでもなく、自由に作ればいいと思います。

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焦げたチーズの香りが食欲をそそる!粉物ガレット

今回のポイントはチーズです。

とろけるチーズを生地の中に入れてみました。焦げたチーズの香りが決め手となる、とても美味しいガレットです。

大和茶インビジブル、新じゃがと三輪素麺のガレット

大和茶インビジブルの向こうに敷いて供します。

ガレットの作り方ですが、まずは新じゃがと素麺、とろけるチーズ、塩、胡椒、片栗粉を用意します。大根のけんのように新じゃがを切り、湯がいた素麺と合わせます。塩コショウで適当に味を入れ、つなぎの片栗粉を混ぜ合わせます。

ガレットの材料には様々なバリエーションがあると思います。

カレー粉や茶葉を入れてもいいでしょう。もちろん、そば粉もOKです。フライパンに油を敷いて、混ぜ合わせたタネを入れます。フライパンのサイズも様々ですが、なるべく小さめがおすすめです。調理の過程でひっくり返しやすい利点があります。

新じゃがと三輪素麺のガレット

コテなどで押さえながら焼き付けます。

火加減は終始弱火です。片面を焼いたらひっくり返し、反対側も同じように焼きます。この際、新たな油を少し加えるのがポイントです。鍋肌から油を滑り込ませ、裏面にも香ばしい焼き目を付けます。とにかくじっくり、時間をかけて火を入れます。焼き加減はパリパリが理想ですが、その辺りはお好みでいいと思います。

型を使ってお椀状に揚げれば、鳥の巣のようになります。コロナウィルスの感染拡大でステイホーム生活が長く続きましたが、”巣ごもり料理”としてアレンジを加えるのも面白いでしょう。

私どもの旅館は奈良県桜井市三輪にあります。

三輪素麺の里であり、三輪の特産品と言えば”三輪そうめん”です。三輪素麺のガレットは自然に生まれたアイディア料理の一つです。

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