三輪素麺を使ったお料理に、仏料理のテリーヌを採用してみました。
賛否両論色々あると思うのですが、こういうのもアリかなと思っているところです。
三輪素麺テリーヌ。
うずら卵がいいアクセントになっています。
還暦祝い!春キャベツとプチヴェールのテリーヌ
還暦祝いのお食事に春キャベツとプチヴェールのテリーヌをお出ししました。 長芋、人参、ひじき、蓮根などの食材も詰め込んで、絵画のような断面のテリーヌに仕上げます。 春キャベツとプチヴェールのテリーヌ。 野菜のテリーヌはとかく薄味になりがちです...
三輪にまつわる料理
生地には新鮮な帆立と海老を使います。肉類のみならず、魚介類をテリーヌの材料に使うこともよくあるんですが、塩水処理を施していないものを選びます。つなぎは主に卵白で。
切り口の美しさを考えながら、キャンバスに絵を描くように材料を敷き詰めていきます。
三輪山登拝のため、月に一回ご宿泊頂く団体客様がいらっしゃるのですが、その中のお一人から「三輪山をイメージしたお料理なんですね」とお声を掛けて頂きました。
紫蘇風味のピンク色の三輪素麺が湾曲していて、ちょうど三輪山の稜線を思わせます。
三輪そうめんと胡瓜を芯にして、大根と人参の桂むきで巻いてみました。
酢の物のあしらいとして使わせてもらっています。さっぱりとした酢の味を染み込ませていますので、蟹の酢の物などにはよく合います。
スモークサーモンと黄身を海苔で巻く砧巻き料理・・・当館の定番にもなっているんですが、大根や人参といった、いつでも冷蔵庫の中にある食材で作ってみるのも面白いものです。
浮見堂と奈良公園の鹿。
浮見堂の周辺は比較的観光客も少なく、のんびりとしたムードが漂います。
草を食む鹿も、至福のひとときといった感じです。
梅雨入り前の5月末頃ということで、鹿の角もまだ「袋角」の状態です。角切り前のいかめしい角に比べると、実に穏やかな感じがします。浮見堂の方に目をやると、TVカメラを構えたスタッフの方々が行き来しておられました。きっと何かの番組の収録だったんでしょうね。