10月から11月に掛けて美味しくなる里芋。
秋の会席料理には欠かせない食材ですが、里芋にはボケ防止に役立つガラクタンや、消化促進に寄与するムチンなどの栄養成分が含まれています。
里芋の煮物。
里芋には独特のぬめりがあって、調理の際はそのヌメリのためになかなか味が入りにくいことで知られます。
葛城ウーハン!椎茸の里芋饅頭
奈良県の伝統野菜・葛城烏播(ウーハン)。ウーハンは1940年に台湾から入ってきた品種のようです。ねっとりとした舌触りで美味しいのですが、広く市場に出回らない貴重な里芋です。奈良県由来ということもあり、近くの産直市場では入手することが出来ます...
脳細胞を活性化させるガラクタン!里芋の効能
皮と身の間も割と硬めですので、厚めに皮をむいて一旦下ゆでします。完全に火が通らなくてもOKですから、一度ざるに上げて蒸気と共に水分を飛ばします。
東大寺南大門前で、スヌーピーのおみやげが売られていました。
さすがに東大寺は国際的ですね、様々な文化が融合しているような気がします。
里芋の粘り成分であるガラクタンには脳細胞を活性化させる役割があります。
当館の近くには、ぼけ除け霊場の安倍文殊院があります。安倍文殊院を参拝される方に、次回は里芋をおすすめしてみようと思います。お寺に参拝するより実践的と言えるかもしれません(笑)
10月はガラクタンを摂取できるチャンスです。
高齢”化”社会から「高齢社会」を迎える我が国日本。
ことあるごとにイワシのDHAなどもクローズアップされますが、里芋のガラクタンも忘れないようにしたいですね。