苧環塚のフォトスポット!三輪山へと続く赤糸

三輪山麓の散歩途中、赤糸伝説のフォトスポットに出くわしました。

場所は箸墓古墳のすぐ傍にある苧環塚(おだまきづか)。残った赤糸を埋めたと伝わる聖地で、三輪山神婚譚が思い起こされます。

縁結びの椅子・赤糸伝説フォトスポット

縁結びの椅子。

ここに座って、記念撮影ということのようですね。苧環塚は三輪山の大物主神と活玉依姫(いくたまよりひめ)の恋物語に端を発しています。

美しい活玉依姫の元へ毎夜通う男がいました。男の正体を知るため、寝床に赤い土を撒き、男の衣の裾に苧環(おだまき;糸巻き)の糸を針で通しました。翌朝、その糸を辿ると三輪山へと続いていたそうです。手元にはちょうど糸が三巻き残り、姫はここで初めて相手が大物主神だと悟り、残った糸をこの地に埋めたと伝わります。

大神神社が鎮まる聖地三輪山
「三輪山の深い緑をせなにして」で始まる母校三輪小学校の校歌。幼少の頃から三輪山に抱かれて生活してきた私にとって、聖山三輪山はごく身近に感じられる場所でした。お神輿を担いだり、ごくまきのお餅を拾ったりした思い出の地でもあります。パワースポット...

スポンサーリンク

古墳巡りの三輪山麓!縁結びの聖地を散策

大神神社摂社の若宮社の御神前には、神杉の「おだまき杉」があります。

一方のおだまき塚は、三輪山から少し離れた桜井市箸中の地に祀られていました。

苧環塚

苧環塚と縁結びの椅子。

注連縄に紙垂が下り、結界が張られています。三輪山麓には多くの磐座がありますが、この苧環塚もその内の一つと言えるかもしれません。

九日社の陰陽石!三輪山西麓の辺津磐座
桜井市芝に鎮座する國津神社(九日社)。国道169号線のすぐ東側に小さな境内があります。九日社の北には箸墓古墳、東に三輪山、国道を挟んで西側には慶田寺が佇みます。九日社(くにちしゃ)は三輪山西麓の辺津磐座群の一つ・陰陽石で知られる神社です。九...

三輪山と水仙

苧環塚の上手に水仙が咲いていました。

向こうに見えているのは三輪山です。

茅原大墓古墳

こちらは茅原大墓古墳。

この角度から見ると、前方後円墳であることが分かりますね。前方部の短い帆立貝式の墳形です。

茅原大墓古墳から望む風景!桜井市の帆立貝式前方後円墳
茅原大墓古墳の絶景。桧原神社から西へ下り、そこから南へとって大神神社の参道へ戻る途中、右手にこんもりと盛り上がる墳丘を見つけました。その墳丘が国の史跡に指定されている茅原大墓古墳であることを、道路脇の案内板で知ることになります。茅原大墓古墳...

ホケノ山古墳

ホケノ山古墳。

3世紀中頃の前方後円墳で、間違いなく日本最古級の古墳です。墳丘にも登ることが出来ますので、古墳好きの方は是非どうぞ。墳頂から西を向くと、箸墓古墳の後円部が見えています。

前方後円墳のホケノ山古墳@桜井市箸中
山の辺の道の外れに面白い名前の古墳があります。3世紀中頃の前方後円墳で、あの箸墓古墳よりも歴史的に古いのではないかと言われるホケノ山古墳です。ホケノ山古墳と復元された葺石。卑弥呼の墓ではないかと言われる箸墓古墳には記念撮影スポットもあり、見...

慶運寺石棺仏

慶運寺の石棺仏。

阿蘇ピンク石製の石棺を転用し、弥勒菩薩を刻みます。

慶運寺石棺仏@桜井市箸中
慶運寺石棺仏を見学して参りました。古墳の密集する桜井市箸中にあって、この石棺仏にも棺の身が使われているようです。阿蘇ピンク石で作られている点も見逃せません。すぐ西側にはホケノ山古墳、箸墓古墳などの大型前方後円墳もあり、歴史散策にはおすすめの...

大神神社大鳥居

大神神社大鳥居

高さ32mの巨大な鳥居です。昭和天皇のご親拝を記念して建立されました。

赤い糸を辿れば、三輪山へと続いていた・・・寝床の周辺に赤い土を撒いたのは、おそらく魔除けのためでしょう。固く守られた赤糸が、神様の元へとつながっていた。その神様こそが、オオモノヌシノカミだったのです。

タイトルとURLをコピーしました