花火大会が中止になった綱越神社のおんぱら祭。
綱越神社と言うよりは、大神神社と言った方がいいかもしれませんね。花火大会で盛り上がるおんぱら祭は、大神神社の摂社・綱越神社の例祭です。まぁ、大きい括りでは大神神社の祭事と言っていいでしょう。
大神神社の茅の輪守。
祭事の名前にもなっている「おんぱら」は、「お祓い」の転訛です。要するに言葉の訛りですね。長い時の流れの中で、いつの頃からか”おんぱら”と言い慣わすようになりました。
赤糸伝説のおだまき杉!縁結びの象徴
三輪山登拝の中止が続く大神神社。
コロナ禍による行動制限ですが、登拝の再開を待ち望んでいらっしゃる方も多いと思います。
三輪山をモチーフにした浴室アートタイル。
三ツ鳥居を中心に、その左下には苧環杉(おだまきすぎ)が描かれています。三輪の地名由来にもなった苧環ですね。おだまき杉の左にササユリ、その上は前方後円墳の箸墓古墳です。今も箸墓の池の畔には、赤糸伝説の石碑が建っています。
若宮社前のおだまき杉。
覆い屋根に守られた杉の切り株です。よく見ると、大きな瘤がありますね。
大神神社の十六菊花紋。
祈祷殿の賽銭箱に、天皇家の紋章である十六菊花紋がありました。
ハマチの刺身。
手前に寄せ木人参、左向こうに扇胡瓜を配します。
大神神社祈祷殿前の錺金具。
蔓のように伸びる葉は、唐草文様を思わせますね。
なでうさぎに蛇神、夫婦岩なども描きます。
浴槽は信楽焼です。
もう3年にもなる新型コロナウィルスの閉塞感。良くなったかと思えば、すぐにまた元に戻ってしまいます。幾度か繰り返しながら、全体的には少しずつ良くなっているのでしょう。3歩進んで2歩下がる、そんな歩みでいいんだと思います。
値賀咲イサキの姿造り。
長崎五島列島のブランド魚です。脂の乗りが良く、とても美味しく頂きました!