甘樫丘のコキアが徐々に色付いていました。
数年前までコスモスが咲いていた場所です。いつからコキアが植えられるようになったのでしょうか。何の予備知識もないまま、秋の明日香村を散策して来ました。最近はコキアが人気ですね。コキア(kokia)とは“ほうき草”のことですが、馬見丘陵公園にも植栽されていたことを思い出します。
甘樫丘のコキア。
丸くて可愛いですね。ぬいぐるみっぽいところが人気の秘密でしょうか。
豊浦の立石と盟神探湯神事!甘樫坐神社
推古天皇即位の地と伝わる向原寺(こうげんじ)の裏手に鎮座する甘樫坐神社。 この辺りの地名を豊浦と言いますが、推古天皇の皇居があった場所として知られます。聖徳太子を摂政として、飛鳥文化を花開かせた功績はあまりにも有名です。 甘樫坐神社の境内に...
コキアの紅葉!季節の移ろいを楽しむ
黄緑色っぽいコキアですが、徐々に赤く染まっていく様子が見て取れます。
美しいグラデーションを伴い、季節の移ろいを感じることのできる植物だと思います。
キトラ古墳壁画体験館『四神の館』。
今秋から西壁の白虎が公開されるようです。天井を覆う天文図の下で、棺の中の被葬者を体感します。四神の中でも鮮明に残っている白虎は、壁画体験館のエース的存在と言ってもいいでしょう。
この日の散策ルートですが、亀石から高松塚古墳、中尾山古墳、キトラ古墳、甘樫丘と巡りました。
車で亀石方面へ向かう途中、右手にコキア畑を目にします。
あれ?こんな所にコキアの株が!初めて目にする明日香村のコキアに少々驚きました。帰り道に立ち寄ることを決め、予定通りに“秋の飛鳥”を周遊します。今回は中尾山古墳から奥へ続く道を初めて辿りました。しばらく歩くと左手に視界が開け、天武持統天皇陵へと続く石段が遠くに見えました。飛鳥周遊ルートは、まだまだ知らない道が多いことを実感します。
ドローンでコキア畑を撮影なさっています。
上空から見ると、また一味も二味も違って見えるんでしょうね。