近鉄飛鳥駅前の「あすか夢販売所」でハブ茶を購入しました。
思えば7年前の春のことです。
水落遺跡近くの農産物直売所でハブ茶を目にしてから、いつか買ってみようと思っていたのですが、タイミング良く見つけることができたので購入することになりました。
明日香村産のはぶ茶。
はぶ茶とは、熱帯地方に広く分布するエビスグサという植物の種子(決明子)を原料とするお茶です。漢方の生薬の一つである決明子(ケツメイシ)ですね。ケツメイシは便秘、高血圧、胃弱、眼精疲労等に効果があると言われます。
目の充血解消にもいいハブ茶
漢方と言うだけで大陸の匂いがしてきますね。
その影響を強く受けている飛鳥の歴史を思うと、この地にはぶ茶が売られているのも単なる偶然ではないような気が(笑)
高松塚古墳に開花する菜の花。
高松塚古墳壁画館の手前に、春を彩る菜の花が咲いていました。
あすか夢販売所近くに立つサインポール。
何かのオブジェかな?と思って近づいてみると、理髪店の店頭でよく見かけるサインポールのようでした。螺旋階段のようになっていて、普通のサインポールとは少し趣が異なるようです。
近鉄飛鳥駅前に古代ロマンの里・飛鳥が案内されています。
はぶ茶はノンカフェインですので、小さい子どもでも安心して飲むことができる健康茶です。ブルーベリーは目にいいとよく言われますが、はぶ茶にも目の充血を解消したりする働きがあるようです。
大神神社の結婚式などで、よく鮑(アワビ)の酒蒸し料理をお出しするのですが、貝殻をそのまま器として利用する「家盛り料理」としてご提供中です。そのため、大量の鮑の殻がストックされることになります。鮑の貝殻を干した石決明(せっけつめい)なども視力を回復させる薬として知られているようです。
はぶ茶を摂取して、忙しい観光シーズンを乗り切っていきたいと思います。