田原本町観光

奈良の仏像ガイド

矢部観音堂の十一面観音菩薩

田原本町矢部に平安時代の仏像が祀られています。秦楽寺から矢部の杵都岐神社に辿り着くと、拝殿前のお堂が改修工事の真っ只中でした。お目当ての矢部観音堂が工事中とは少し残念な気もしましたが、簡単にレポートしておきます。修理中の矢部観音堂。今は廃寺...
奈良観光

安楽寺の絹本著色融通念仏縁起図

田原本町矢部の安楽寺を訪れました。安楽寺は融通念仏宗のお寺で、宗祖・良忍上人の行状や念仏功徳の霊験譚を描いた縁起絵で知られます。今回私は、矢部観音堂を目指して矢部の集落へ入りました。矢部の安楽寺。矢部観音堂のある杵都岐神社から、さらに西に位...
奈良観光

矢部の綱掛!当屋伝承の無形民俗文化財

田原本町の大字矢部に伝わる勧請縄。秦楽寺から真っ直ぐ西へ進み、飛鳥川を越えた辺りに矢部の集落があります。矢部観音堂のある杵都岐神社から南へ行くと、集落の南端に綱が掛かっていました。矢部の綱掛。二本の木に渡された綱はまだ真新しいものでした。毎...
奈良観光

節句行事の鍵の蛇巻

田原本町の鍵の蛇巻き。記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に指定されています。国道24号線の鍵交差点を西へ入ってしばらく進むと、左側に田原本北中学校が見えてきます。学校の門の前に「はったはん」と呼ばれる場所があり、そこの大樹根元に大きな...
奈良観光

今里の蛇巻!今里杵築神社の農耕儀礼

今里の蛇巻をご案内します。磯城の里を案内する小冊子に、「今里の蛇巻き」と「鍵の蛇巻き」が紹介されていました。この記事は2013年6月に投稿したものを再編集しています。豊穣祈願のために行われる蛇巻きの行事。行事が催される6月の第一日曜日は既に...
奈良の仏像ガイド

下之庄耳不動尊!耳の病に御利益

1820年に建立された不動石仏。田原本町の三笠交差点から南へ数百メートルの所に、耳の病にご利益があるという耳不動尊が祀られています。近親者に原因不明の耳の病気に侵されている者がいて、常に気掛かりでした。下之庄の耳不動尊。激しい忿怒の表情の不...
古事記 日本書紀 万葉集

笠縫邑伝承!田原本町秦庄の笠縫神社

倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)の伝承地を訪れました。笠縫邑と言えば、三輪山麓の桧原神社をまず思い浮かべます。崇神天皇の御代、宮中に奉祀していた天照大神を移す必要性が生じ、豊鍬入姫命に託して祀らせた場所です。奈良県内には複数の伝承地が残ります...
古事記 日本書紀 万葉集

田原本町多の小杜神社

多神社の南に小杜(こもり)神社というお社があります。朱色の祠があるだけですが、周囲は鎮守の森にふさわしい雰囲気でした。多神社は何度か訪れていたのですが、小杜神社にお参りするのは今回が初めてでした。小杜神社本殿。鳥居の奥にブロック塀で囲われた...
奈良観光

田原本町多の念仏寺

融通念仏宗の念仏寺。多神社の東方に、田原本御佛三十三ヵ所巡礼の第24番札所があります。いわゆる「太陽の道」沿いに位置していました。西のライン上に姫皇子命神社と多神社、遥か東方には三輪山を望みます。田原本町大字多に佇む念仏寺。多の集落内にあり...
奈良観光

干支の藁アート!唐古鍵遺跡史跡公園『弥生の建物広場』

弥生時代の遺跡を整備した唐古・鍵遺跡史跡公園。唐古池の西に広がる「弥生の建物広場」に、藁で作ったアート作品が展示されていました。来年の干支・ねずみがモチーフになっているようです。復元楼閣とネズミ藁アート!五穀豊穣を意味する米俵の上に鼠が乗っ...
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