桜の開花状況を大神神社で確認

月替わり前の3月31日、大神神社の大美和の杜展望台へ行って参りました。

目的は大神神社の桜の開花状況をチェックするためです。昼下がりにグングン気温も上昇し、陽気に誘われて足を運んでみましたが、まだ満開には程遠いタイミングでした。

大神神社の枝垂桜

大神神社の枝垂桜

起伏のある大美和の杜展望台に向かうと、既に数多くの花見客がカメラを片手に歩く姿が見られました。大神神社の桜と言えば、東に三輪山、西に大和三山を眺望するビュースポットに咲いているわけですが、奈良市内の佐保川沿いの桜が既に満開なのに対し、まだ咲き始めといった感じでした。

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大和平野を一望する展望台を埋め尽くす桜

見頃を迎えた大神神社の桜は圧巻です。

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残念ながら今回は少々勇み足ということでお許し下さい。

三輪山麓に滝のように枝垂れる桜は、まさしく天から降って来たような印象を与えます。枝垂桜ということで、至近距離から接写することも可能です。桜の背景に大神神社の大鳥居や大和三山を捉えることもできます。

大美和の杜展望台の桜

「大和平野を一望する展望台」と案内されています。

整備された階段を上がって行くと、恋人の聖地にも指定されるビュースポットへと出ます。普段は西側に開けた二上山や大和平野を望む方向が表の景色になるのでしょうが、桜の季節には三輪山を背景に咲く桜が見事な東側の景色にこそ心が惹き付けられます。

大神神社祈祷殿と桜

今年も祈祷殿の前に桜が咲いています。

こちらはほぼ見頃を迎えていると言ってもいいでしょう。祈祷殿前には、記念撮影用のなでうさぎの看板が立っています。

馬場本村地蔵堂の桜

馬場本村にある地蔵堂の桜

門を入って右手前に綺麗な桜の花が開花していました。大神神社参拝の際に素通りしてしまう人も多いお堂ですが、桜の季節には是非足を運んでみられてはいかがでしょうか。子安地蔵尊をはじめ、ぼけ封じ地蔵尊や脳天地蔵尊なども祀られています。もうすぐ若宮神幸祭が執り行われますが、地蔵堂は若宮社のすぐ近くにあります。

大美和の杜展望台の桜

まだ蕾の状態の枝垂桜。

今か今かと開花のタイミングを待ちます。

俳句投稿箱と桜

大美和の杜展望台のベンチの近くには、俳句の投稿箱が設置されています。

いい一句が思い浮かんだ方は、是非投稿してみましょう。おそらくここに投函された俳句が、手水舎の脇に掲示されているのでしょうね。

ここから学問の神様・久延彦神社へは徒歩2分ほどです。

大神神社の桜には夜桜観賞がありません。特に花見を楽しむ時間も設けられておらず、基本的には24時間観賞することができます。大神神社は参拝時間も決められていませんが、それと同じくいつでもOKということのようです。かと言ってライトアップされていない夜桜も味気ないでしょうから、早朝の花見がおすすめなのかもしれません。

早朝の境内は近所の方が散歩されていますが、概ね人影もまばらでまた違った風情が楽しめるのではないでしょうか。

注意看板と桜

「ゴミはお持ち帰り下さい」と書かれています。

花見にマナーは付き物です。くれぐれも公共の場を汚さないように気を付けたいですね。看板の向こう側には箸墓古墳が見えています。

大神神社の桜

新聞紙面でも桜の開花状況は紹介されています。

お天気との相談もあることでしょう。いい頃合いを見計らって、満開の桜を楽しみましょう。あっという間に過ぎ去る桜前線は、平穏な日々にありながら人の心をかき乱します(笑) 心落ち着く瞬間は桜の木の下に訪れます。

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