子供の健やかな成長を願うランドセル守。
大神神社のお守りに関しては、今までにも龍馬鈴、みわ鈴、子持勾玉腕輪守等々をご紹介して参りましたが、今回は精巧に出来たランドセルのミニチュアに子供の成長を託す「ランドセル守」をご案内します。
大神神社のランドセル守。
二の鳥居前にある「大神神社」の石標。
その「社」の文字の一番最後の画数に当たる横線の窪みに飾ってみました(笑)「社」の文字の七画目、幸運を呼ぶラッキーセブンの懐にランドセル守を納めてお祈りします。
初穂料700円!子供の成長を願うランドセル守
男の子と女の子の健やかな成長を祈願し、青と赤のランドセル守を購入してみました。
重要文化財の大神神社拝殿を背景に、赤色のランドセル守をかざします。
いつかは買ってみたいと思っていたランドセルの御守り。
合格祈願や学業成就で知られる久延彦神社の参拝受付で目にして以来、近い将来には必ず購入しようと心に決めていました。買い求めた場所は久延彦神社ではなく、大神神社の拝殿前でした。ランドセル守の初穂料は一つ700円となっており、二つ合計で1,400円を奉納させて頂きました。
裏側はこんな感じです。
肩に掛けるパーツも実に精巧に作られています。
ランドセルの蓋はマジックテープのようなもので貼り付けられており、テープをはがせば中を見ることもできます。ランドセルの中には三輪明神のお札が入っていました。
大神神社の御神紋の三本杉がデザインされています。
青と赤の他にも、ピンク色のランドセル守も販売されていました。人工皮革のクラリーノ製が主流になっている現代のランドセルですが、色のバリエーションに富んだカラーランドセルも人気を呼んでいます。
赤とピンクのどちらにしようか一瞬迷ったのですが、赤のランドセル守が残り一つだったこともあり、やはり赤の方が人気があるんだなと判断し、子どもにも相談しながら赤色のランドセル守を購入することに決めました。
ランドセルの語源は、オランダ語の背嚢(はいのう)を意味する ransel(ランセル)に因みます。
小学生の象徴であるランドセルが、オランダ語の訛りから生まれた言葉であるとは知りませんでした。ランドセルの意外な歴史を垣間見るような気が致します。
昨今では登下校の送り迎えも日常化しており、子どもの安全を守る親御さんたちの姿があちこちに見られます。一昔前までは考えられなかったような光景ですが、三輪さんの御加護にも授かり、より一層の子供の成長と安全を祈念したいと思います。