大礼記念館の裏道!大神神社参拝

大神神社の参拝ルート。

ちょっとした穴場のご紹介です。

大神神社末社の成願稲荷神社から、高宮集会所や大礼記念館の脇へ出る裏道があるのをご存知でしょうか。大神神社散策のちょっとした穴場ルートとしてご案内致します。

昭和の間

大神神社を象徴する杉と昭和の間。

結婚披露宴会場の昭和の間を裏側から見ています。裏道はめったなことでは通りませんが、たまに変化を楽しむために通り抜けることがあります。

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高宮集会所への抜け道

路地や裏道を楽しむ。

時間に余裕のある時、そぞろ歩きの醍醐味ですね。

高宮集会所への抜け道

高宮集会所への抜け道。

狐が陣取る成願稲荷神社の前を通り抜け、そのまま真っすぐ歩いて行きます。

ほどなく道が二手に分かれています。左の方に足を向けると、高宮集会所への抜け道が続いていました。道の左側は崖になっていて、黄色と赤の「足元注意」の案内が出ています。

高宮集会所

抜け道を抜けて、下り立つ場所は高宮集会所。

集会所向かって右手前に、お地蔵さんを祀る祠がありました。地域の人々に守られてきた歴史が感じられますね。

この祠の背後に、成願稲荷神社へ通じる道があります。

大礼記念館の裏道

こちらは二股に分かれた道の右手の方です。

この裏道を辿ると、大礼記念館(昭和の間)の背後を右に見ながら、そのまま大礼記念館の脇道へと下って行きます。

大礼記念館と耳成山

右に大礼記念館、遥か彼方の前方には、大和三山の一角を占める耳成山を遠望します。

この辺りは急な坂道になっていて、西の彼方に広がる大和平野の景色を望むことができます。大美和の杜展望台からの絶景には遠く及びませんが、普通に歩いていて楽しむ分には十分な景色ではないでしょうか。

大礼記念館

表通りからの大礼記念館。

「礼」の字が旧字体の「禮」で表されています。

大神神社挙式の際は、当館大正楼の会場でも親族揃ってのお食事をご準備致します。以前までは、ケータリングで出張料理を大礼記念館までお運びしていた時期もございました。昭和の間の横に配された細い通路を見ると、今でもその頃のことが思い起こされます。

大神神社御用達の大正楼玄関

大神神社御用達の大正楼玄関。

挙式の日取りが決まって、若いカップルのお二人が当館に下見見学に来られました。お話をしている最中に雨が降って来たので、下見見学の後、大神神社までの道中のための傘をお貸し致しました。

幸いにもすぐに止んで、玄関先に干しているところです。

二つ仲良く並ぶと、さすがに相合傘を想像しますね。

昭和の間

裏道から見ると、また違った風情が感じられます。

何でも新しいモノではなく、古い物への愛着も持ち合わせていたいものです。歴史と文化を漂わせるイタリアの古い建築物はいいお手本です。どこに価値観を置くか、それによって人の心も幾分豊かになるような気がするのです。

裏道散策によって、心の許容量が少し増したような、そんな不思議な充足感を覚える一日でした。

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