蛇穴の汁掛祭りで知られる野口神社。
鴨都波神社で紫陽花を楽しんだ後、一路野口神社を目指します。近鉄御所駅の観光案内所で伺うと、鴨都波神社から野口神社へは徒歩15分ぐらいとのことでした。
難読地名の蛇穴(さらぎ)に鎮座する野口神社。
道順を少し間違えてしまいましたが、地元の方に教えてもらいながら到着いたしました。
瑞駆橋を渡って右折する野口神社への道順
野口神社へアクセスする際、間違えやすいのが葛城川に架かる瑞駆橋(はなかけばし)を渡った直後のことです。
まずは順序良く鴨都波神社周辺からご案内して参ります。
鴨都波神社の鳥居。
鴨都波神社の杜から東側に位置する鳥居です。鴨都波神社の駐車場を出発点に、青翔高校のグラウンドを右手に見ながら参道を東へ向かい、この鳥居を抜けて右折することになります。
鳥居から続く鴨都波神社の参道。
真ん中に中央分離帯のようなエリアが設けられていますね。
鴨都波神社の駐車場近くに掲げられていた道案内。
秋津洲の道と書かれています。日本の古称でもある秋津洲(あきつしま)の道を散策しながら、歴史の扉を開きます。
鳥居をくぐって右折し、道なりに進んで行くと、右手に奈良県立青翔高等学校のグラウンドがネット越しに見えて参ります。
青翔高校は、奈良県立御所高等学校を前身とし、2004年に全国初の理数科のみを設置する高校として新設されています。
緩やかな登り坂に秋津洲の道の案内板が出ていました。
どうやらこの先に橋が架かっているようです。
瑞駆橋(はなかけばし)。
野口神社への行き方をご案内する際には、最も重要なポイントになる橋が登場いたしました。
橋を渡らずに葛城川に沿った道を少し歩くと、奈良交通のバス停瑞駆橋がありました。
このまま川に沿って北東方向へ進んで行くと、JR和歌山線の線路があり、さらにその先には吉祥草寺へ通じる豊年橋が架かっています。今回の目的地は野口神社ですので、そちらへは行かずに、葛城川に架かる瑞駆橋を渡ります。
瑞駆橋を渡って振り返ると、葛城川と書かれていました。
葛城川は国道24号線の御所橋辺りから、国道に沿うように南へと伸びています。
ポイントになる秋津洲の道の案内板
瑞駆橋を渡った所にあるこの案内板が最重要ポイントになります。
この案内通りに辺りを見渡してみるのですが、どうも分かりづらいのです(笑) 右折して野口神社へ向かわなければならなかったのですが、そのまま直進してしまうことになります。とある会社の社員寮の方にまで足を伸ばしてしまうことになり、これはやはり間違っているなと思い、道行く人に野口神社への道順を教えてもらうことになりました。
ここが問題の右折ポイントです。
この二手に分かれた道を私は左へ取ってしまいました。左手にお墓を見ながら川沿いの道を進んで行ってしまったのですが、くれぐれも間違わないように致しましょう。
梅雨時の蒸し暑い中を歩きながら、なんとか野口神社へと到着します。
野口神社前にも、御所市観光協会による秋津洲の道の案内板が出ていました。
このまま南へ国道沿いを進んで行けば、ネコ塚古墳や宮山古墳(室大墓)にアクセスします。
野口神社の境内にあった蛇綱。
拝殿横の蛇塚に納められた蛇綱はどこかユーモラスな顔をしています(笑) 元々この場所には井戸があって、その中に蛇を埋めて塚になったと言い伝えられています。昔はこの蛇綱を野口神社境内の木に掛けたこともあったそうです。
不案内な私は迷子になってしまいましたが、野口神社への道順を参考にして頂ければ幸いです。