紫陽花にも色々な品種があって、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)という見慣れないあじさいが咲いていました。
場所は令和改元で盛り上がる万葉文化館。
万葉集をテーマにした万葉文化館に咲く柏葉紫陽花(かしわばあじさい)。
ずいぶん長い紫陽花ですね。
普段よく目にするアジサイの花は手鞠状です。ところがこの紫陽花、明らかに形状が違いますね。
葉の形が柏葉に似た北米東南部原産の紫陽花
カシワバアジサイの葉は柏の葉に似ているようです。
端午の節句で頂く ”柏餅” を包む葉ですね。大きい柏の葉は、その昔お皿代わりにも使われたことがあります。何かを包んだり、載せたりしたくなるようなサイズと形状です。
万葉文化館の前庭に、綺麗なカシワバアジサイが咲いていました。
綺麗なグリーンを目にすると、日常的に感じている目の疲れが癒されるような気がします。
こちらは岡の立石。
万葉文化館から岡寺へは山道で続いています。岡寺の門前左手を奥へ進んで行くと、目を見張る巨石が程よいバランス感覚で立っています。いつも想像してしまうのですが、まるで「アボカドの種」です(笑)
今年は梅雨入りが記録的に遅かった近畿地方。
雨のシーズンを迎える前から既に開花していました。
飛鳥寺境内。
万葉文化館の裏手を抜ければ、日本最古の仏教寺院・飛鳥寺にお参りすることができます。
万葉文化館の前庭には様々な万葉植物が育てられています。
万葉集に詠われる草木や花を愛でながら、ゆったりと流れる時間を楽しんでみるのもいいですね。