橿原神宮の外拝殿向かって右側に登場するジャンボ絵馬。
年末の休日に橿原神宮を訪れてみると、来年の干支である巳を描いた大きな絵馬が登場していました(2012年12月)。
外拝殿の手前に、玉砂利を敷き詰めた広大なスペースが確保されている境内。その広さゆえ、遠目から見るとそんなに大きくは見えないのですが、近づいてみるとやはり巨大な絵馬であることを再確認します。
癸巳のジャンボ絵馬。
岩の間に白蛇が描かれています。やはりこの岩は神様の降臨する磐座を表しているのでしょうか。
記念写真の撮影スポット!人気の大絵馬
よく見てみると、蛇の姿そのものが「み」の文字を表現しているようにも見えます。
ジャンボ絵馬の右側に、おみくじ結び処がありました。
境内の木の枝に結び付ける時代は終わっているようですね。もちろん、環境保護の観点からもおすすめはできない行為だと思われます。こうやってきちんと、数多くのおみくじを結ぶ場所が確保されていると安心できます。
ジャンボ絵馬と外拝殿。
橿原神宮参拝の際には、皆さんが必ず足を運ぶ外拝殿です。
外拝殿があるからには内拝殿もあって、さらには本殿や幣殿も控えています。
しかしながら、初詣などで橿原神宮を参詣した経験のある方ならお分かりだと思いますが、橿原神宮のイメージといえば、この外拝殿とその背後に控える畝傍山です。
南神門から中へ入って進んで行くと、ちょうど斜めの角度から外拝殿と畝傍山の美しい光景が目に入ってきます。橿原神宮参拝の中でも、一番の醍醐味が味わえる瞬間ですね。壮大なスケールで解き放たれる神々しさを感じます。
年末の外拝殿を拝見すると、初詣の混雑を予想してか入口と出口に分けられています。参拝順路のマナーはきっちり守るようにしましょう。
外拝殿も実に大きな建造物です。
手前の柱を見れば見るほど、大きな足がドスンと二本、コンクリートに根を下ろしているようにも見えます(笑)
三本足のやたがらすのお守りが販売されていました。
神武天皇を祀るお社だけに、やたがらすとのご縁には深いものがあります。
それにしても大きい絵馬です。
お正月にでもなれば、きっとこの場所は写真撮影スポットとして取り合いになるでしょう。「はい、ポーズ」と記念写真を撮る人の後ろに行列ができるのではないでしょうか。さすがにお正月三箇日には、橿原神宮を訪れたことがないので確かなことは言えませんが、年末の静寂さと引き換えにそんな予感がするのです。
橿原神宮の手水舎から南神門を望みます。
大神神社の手水舎に比べ、さらにひとまわり大きい手水舎です。
境内も広大なら、手水舎もビッグサイズです。毎年初詣客の数では春日大社、橿原神宮、大神神社がトップスリーに数えられます。2013年度の年明けも、数多くの参拝客が橿原神宮にお参りされることでしょう。