大神神社の拝殿前に毎年恒例の大絵馬が登場しました(2013年の年末)。
橿原神宮のジャンボ絵馬に比べると、そのサイズは小振りです。しかしながら、その流れるような馬のタッチに魅了されてしまいます。いよいよ平成26年度のお正月を迎える準備が本格的に始まりました。
午年の大絵馬。
12月13日の事始めから一夜明けた14日の朝に、大神神社の境内を散策して参りました。
大神神社大門松の南天!難を転じて年神様を待つ
お昼過ぎに結婚式後の会食予約が入っていたので、あくまでも大絵馬を撮影するためだけのとんぼ返りです。
二の鳥居前には、既に大門松が飾られていました。
赤い実は南天でしょうか。「難を転じる」に通じ、縁起物とされる南天ですね。
玉砂利の参道に寄せ集められた落葉。
紅葉の季節が終わり、大神神社もいよいよ冬籠りの支度を始めます。
御神紋を背中に描いた法被姿の係の方が、参道を綺麗に掃き清めていらっしゃいました。祓戸社の手前辺りにこんもりと寄せ集められた落葉を見ながら、季節のうつろいを感じます。
澄んだ空気に満ちた大神神社拝殿前。
何人かの参拝客が拝殿前で手を合わせていらっしゃいます。毎年のことですが、拝殿向かって右手前に新年を祝う大絵馬が登場しています。
平成26年 甲午 と書かれていますね。
鼻筋のしっかり通った馬が描かれています。たてがみにも躍動感が感じられます。
お守り授与所には初穂料500円の絵馬も登場しています。
大神神社で馬と言えば、毎年4月に催される若宮神幸祭を思い出します。全国各地に奉納されている神馬(しんめ)などからも、人と馬、そして神様との関わりの深さがうかがえますね。
午年のお守りですね。
干支のお守りだけに、このお正月には間違いなく人気を博することでしょう。
当館大正楼では、新年の午年を祝う記念ボトル付きの宿泊プランを受付中です。
「元旦から開けるボトル」と銘打って、お祝いムードを盛り上げます。
大神神社の大門松。
年神様に降りて来て頂く門松。
各家庭の門前でも門松の準備が進められていることでしょう。
大神神社到着殿。
「一宮」としたためられた額が飾られます。その手前には、本日結婚式を挙げられる御両家への案内が掲げられています。大和国一之宮である大神神社で挙式をされるカップルの数が増加傾向にあります。巳年の今年は、その動きにさらに拍車が掛かったのではないでしょうか。
平成26年(2014年度)が皆様にとって良き年となりますように。
ここ三輪山の麓から心よりお祈り申し上げます。