飛鳥寺の拝観料

飛鳥寺

飛鳥寺。

飛鳥寺の拝観料は300円です。

日本最古の仏像が拝める飛鳥寺にしては、格安感のある拝観料ではないでしょうか。
鞍作止利が造った飛鳥大仏(釈迦如来坐像)
法隆寺の釈迦三尊像の作者でもある鞍作止利(止利仏師)。
当代きっての仏師による仏像は見る者を圧倒します。

飛鳥寺の阿弥陀如来坐像!写実性に富んだ藤原仏
飛鳥大仏の向かって右側に坐しておられる阿弥陀如来坐像。藤原時代の仏像で、物静かな雰囲気を漂わす仏像として知られます。飛鳥寺の阿弥陀如来坐像。連泊でお泊り頂いたオーストラリアの外国人観光客をお連れして、日本最古の寺院である飛鳥寺を参拝しました...

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瓦や蹴鞠の展示スペースも楽しめる飛鳥寺拝観

飛鳥寺拝観の際には、ご本尊の安置される本堂内のみならず、本堂から西側へ続く展示エリアも楽しむことが出来ます。発掘調査当時の白黒写真なども展示されています。

飛鳥寺の仏頭

本堂の裏側、中庭に面した場所に仏頭が掲げられていました。

細い廊下に設けられた展示スペースでは、古代の瓦や蹴鞠なども見ることができます。

そう言えば、中大兄皇子と中臣鎌足が初めて出会ったのは、飛鳥寺で催された蹴鞠の会だったと伝えられています。
大化の改新のきっかけは、ここ飛鳥寺にあるんですね。

飛鳥寺境内

飛鳥寺の境内。

拝観受付で拝観料を支払って、飛鳥寺の本堂へと通されます。
いきなり高さ約3mの飛鳥大仏が姿を現します。

飛鳥大仏の左側には聖徳太子孝養像、右側には阿弥陀如来坐像が鎮座しています。

聖徳太子孝養像は室町時代の木像で、太子の父である用明天皇のご病気回復を祈願されている、太子16歳のときのお姿なんだそうです。

韓国との関係が深い飛鳥寺。

パンフレットにも日本語と英語の他に、ハングル文字が見えます。
今回の参拝では、飛鳥寺大仏開眼千四百年記念として、創建当時の飛鳥寺伽藍と飛鳥大仏の描かれた散華をいただきました。

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