冬はカブラのおいしい季節ですね。
先日、鰻のカブラ蒸しを作ってみました。
カブラの甘味が効いていて、とてもおいしい料理に仕上がりました。ところで、良いカブラの見分け方ってあるのでしょうか?
鰻の蕪蒸し。
あっさりした蕪特有の甘味が、コクのある鰻を包み込みます。
蕪の目利き!丸い形状のカブラが美味
蕪を選ぶ際に、最も重要な点は歪な形のものを選ばないことでしょう。
丸い形がベストです。
表面に窪みのある蕪も避けた方がいいと思います。
葉がみずみずしい。
これも大きなポイントですね。
かぶらから茎が真っすぐに伸びていて、濃い緑色をした葉っぱが理想的です。カブラの葉っぱは漬け物にも向いています。捨てずに残さず食べ切りましょう。
丸くて変形がない。
何と言っても、丸みをおびたカブラがおすすめです。傷やひび割れがなく、色白で胴のパンと張っているものが良品です。
ひげ根を切った跡が小さい。
ひげ根の跡が小さいカブラは、育った土から養分をよく吸収した証拠です。肉質が緻密で、とてもおいしいカブラに育っている証です。
以上の項目が良いカブラを見分けるときのポイントになります。
スーパーで買い物する際には、十分に注意して良いカブラを購入しておきたいですね。
鰻の蕪蒸しですが、使用したカブラはすりおろして卵白と合わせています。卵白はあまり泡立てないで、半立てぐらいに泡立てるのがコツです。火加減も強火ではなく、中火ぐらいで10分ほど火を通します。
蕪蒸し料理は冬の定番ですので、是非一度作ってみてください。
カブラの名品には天王寺かぶらがあります。
野沢菜の原種とされています。
辛味が少なく、葉や茎も柔らかいのが天王寺かぶらの特徴です。病害虫に比較的弱く、栽培に手間のかかる品種として知られます。でも、その分おいしいわけですね。
天王寺かぶらの旬は春です。
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