冬に美味しい蛇籠蓮根

冬に旬を迎える蓮根。

先を見通せる穴から縁起物としても扱われます。お正月食材の定番ですよね。

生に近い状態でシャキシャキした食感を楽しむも良し、しっかり火を通してモチっとした歯触りを楽しむのも乙なものです。その特異な形から飾り切りにも適した野菜です。

蛇籠蓮根

生ハム蛇籠蓮根。

胡瓜や紅くるり大根の葉っぱを芯にして生ハムを巻き込みます。隠し味に鮑の肝を少し加えてみました。レンコンは酢に浸し、シャキシャキした食感を楽しみます。

生ハムの蛇籠巻でお祝い
結婚式のお祝い料理に生ハムの蛇籠巻をお出し致しました。穴の開いた蓮根は「先が見通せる」ということで、お正月のお祝い料理に使われる食材ですが、お二人の前途を祝う ”視界良好” の披露宴のお席にもぴったりです。蓮根にはビタミンB12という、野菜...

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巻物料理が多いお正月

今年も年の瀬に入り、周りが慌ただしくなって参りました。

お正月料理の準備も少しずつ始めていく頃でしょうか。まずは食材の調達からですが、既に市場やスーパーは賑わいを見せています。ふと気づいたのですが、お正月料理には巻物が多いですよね。

昆布巻きに伊達巻、如意巻き等々、パッと思い付くだけでも巻物料理が次々に頭に浮かんできます。

ヤマトポーク海老芋巻き

ヤマトポークの海老芋巻き。

きめの細かい海老芋を中に巻いてみました。

しっとりした海老芋に、豚肉の脂がよく合います。花形に切った赤い食材は、今流行りの”紅くるり大根”です。着色料は一切使っておらず、赤大根の自然の発色に任せています。

クチグロの舟盛り

クチグロの舟盛り。

硬く引き締まった白身は最上級の味わいです。

生ハム蛇篭蓮根

来年は丑年。

まずは東京オリンピックが無事に開催されることを願います。規模の大小は問わず、コロナの時代に合った開催方法があるはずです。あらゆる業界が軒並み苦しんだ2020年度から、新たな一歩を踏み出す時です。

見通しは決して良好ではないかもしれません。

そんな環境下でも、一歩一歩ゆっくり進む牛の姿にあやかりたいですね。

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