産直市場にビキーニョという唐辛子が売られていました。
珍しい形だったので、思わず購入します。お味はフルーティであまり辛くないようですが、まずは自分の舌で確認してみることにしました。
ブラジル在来種のビキーニョ。
南米原産と聞けば、何やら辛そうなイメージがありますが、説明書き通りにさほど辛くはありませんでした。フルーティでスモーキーな香りという謳い文句にも納得です。
ビキーニョの酢漬け
ビキーニョをどう料理に使うのか。
迷うところではありましたが、まずはさっと湯がいて出汁ベースの酢に漬けておきました。
池内農園さん、ありがとうございます。
ビキーニョの特徴が書かれていますね。
辛味少なく、香り高い。
ピクルス、ピザ、炒め物に。あぁ、オーブンで焼くピザにも合うんでしょうね。
客室の布張り襖に描かれています。
日本人なら当たり前すぎてスルーしてしまうのですが、昨今の外国人旅行客は皆一様にビューティフル!とおっしゃいます。襖絵も表舞台に立つことができ、きっと喜んでいることでしょう。
グラタンのトッピングにも使ってみました。
いつもなら南瓜グラタンに古代ひしおを合わせますが、今回は鮑の肝とマヨネーズで作ってみました。
中南米で栽培されるハバネロは、最も辛い唐辛子とされます。
激辛ブームに乗って、ハバネロを使ったヒット商品もいくつかあるようです。そんなハバネロとは一線を画するビキーニョ。ひょっとすると使い勝手のいい唐辛子なのかもしれません。