マツカサウオ!鎧の鱗と太い棘

マツカサウオ(松毬魚)の英名には、Knight Fish、Armor Fish、Pineapple Fish などがあります。

松の実のように硬くて大きい鱗に由来する名前で、まるで鎧をまとっているような姿からネーミングされています。

マツカサウオ

マツカサウオ。

マツカサウオは水深15メートルほどの岩穴に生息しています。

日本の伊豆海洋公園や伊豆大島では普通に見られる魚です。学生時代にスキューバダイビングで伊豆海洋公園を訪れ、マツカサウオをスケッチした記憶が蘇ります。

発光魚としても知られており、意外なことに食用にもなると言われています。

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肝も美味しいキンメダイ目の魚

上記掲載の写真は京都水族館で撮影しました。

水族館では人気の魚で、暗くした水槽の中で黄色く光ります。

体が透明なため、まるで小さな提灯が動いているようにも見えます。淡路島などでは、玄関先にマツカサウオを掛けてまじないにしているそうです。奈良県内ではよく「柊鰯(ひいらぎいわし)」を見かけます。鬼が嫌うという魔除け効果を狙ったものですが、淡路島ではマツカサウオがその役目を担っているのでしょう。

マツカサウオは金目鯛の親戚筋に当り、キンメダイ目マツカサウオ科に属します。

20cm足らずの小魚で歩留まりも悪いのですが、意外とその身は美味しいようです。

肝も絶品だと言います。とにかく鱗が硬いため、ウロコは取らずにそのまま丸焼きにするのがおすすめです。焼いた後は中身だけを頂くという手筈で、ワイルドな料理法がマツカサウオには一番合っています。