国営飛鳥歴史公園では、白い彼岸花を見ることができます。
白い彼岸花。
彼岸花といえば、普通赤色を連想します。
飛鳥の彼岸花の名所として知られる橘寺や石舞台周辺では、白ではなく赤い彼岸花をよく見かけます。
稲穂の周りに咲いている赤い彼岸花は自然に咲く彼岸花なんだそうです。
亀石の脇に咲く彼岸花
飛鳥に彼岸花の季節がやって参りました。 頭を垂れた稲穂の周りに咲くヒガンバナは、飛鳥でもおなじみの光景です。昔から変わらずに、ずっとこの場所で咲き続けてきたんだろうかと、ふと脳裏をよぎります。 亀石の脇に咲く彼岸花。 なんだか生命力を感じま...
人の手で植えられる白い彼岸花
それに対し、国営飛鳥歴史公園内で見られる白い彼岸花は人の手によって植えられているそうです。
国営飛鳥歴史公園で働いておられる係の方に教えて頂きました。
橘寺周辺は彼岸花の名所として知られます。
密集して咲く赤い彼岸花を見ていると、夏の夜空に散る花火を連想します。
華やかで勢いの感じられる花です。
それだけに、どこか儚さを感じさせるのかもしれませんね。
国営飛鳥歴史公園の入口近く~高松塚古墳の駐車場傍に白と赤のヒガンバナが咲いていました。
夕暮れ時でしたが、紅白の彼岸花もよく映えますね。
白い彼岸花は国営飛鳥歴史公園の他にも、稲渕の棚田方面で見ることができます。
稲渕の棚田まで足を伸ばせば、黄色い彼岸花も見られるとのこと・・・
私の旅館の中庭にも黄色い彼岸花が咲いていますが、黄色い彼岸花も白い彼岸花と同じく自然のものではありません。
以前に長谷寺で緑色の牡丹を見ましたが、花というものは観賞用に色々改良されていくんだんだな・・・と実感いたします。