飛鳥のイメージと問われれば何と答えるでしょうか?
人それぞれに色々浮かんできそうですね。
飛鳥のデザイン文字。
石舞台古墳の近くを歩いていたら、飛鳥をイメージしたデザイン文字を発見致しました。
なるほど、四神ですね。
南の方角を守護する朱雀がデザインされています。
高松塚古墳やキトラ古墳の壁画人気により、そこに描かれた四神も多くの人の知るところとなりました。
朝鮮半島の百済や高句麗にも影響を受けている四神ですが、間違いなく飛鳥のイメージに重なります。
キトラ古墳壁画体験館『四神の館』を見学
9月末にオープンした明日香村の『四神の館』へ行って参りました。実物大に再現された石室、精緻に描かれた四神画像、壁画の修復作業、さらには渡来人の歴史など見所満載の館内でした。四神の館へおでかけする前に、軽く予習しておかれることをおすすめします...
律令国家体制を築いた天武・持統天皇
飛鳥といえば、天武・持統天皇陵の存在も大きいですよね。
日本の国家体制を築いた天武天皇の功績は、後世に語り継がれていくことでしょう。
古墳のイメージの他にも、聖徳太子、謎の石造物、大和三山、棚田に代表される田園風景、レンタサイクルなどが思い浮かびます。
藤原京も飛鳥を代表する観光スポットですよね。
藤原宮跡といえば、女帝持統天皇のイメージと結び付きます。
コスモスの名所にもなっていますよね。昨年に訪れましたが、ケイトウの花も実に綺麗でした。醍醐池も歴史通の穴場です。
事の真偽は定かではありませんが、醍醐という地名から、滋味あふれる古代チーズの「醍醐味」という言葉が生まれたと聞いたことがあります。
歴史ある飛鳥ならではの言い伝えですよね。
遷都祭を迎えた2010年、奈良旅行を計画している方々は、飛鳥にどんなイメージを抱いていらっしゃるのでしょうか。興味の尽きないところです。