大宇陀産の丹波黒大豆

幻の枝豆とも言われる丹波黒大豆。

10月下旬に催された大神神社の結婚披露宴当日(2013年10月)。丸々と実の詰まった丹波黒大豆枝豆が入荷しました。さっそく献立の中の「大和肉鶏の古代米サラダ」に使ってみることにしました。

丹波黒大豆枝豆

奈良県は大宇陀産の丹波黒大豆枝豆。

枝や莢(さや)にびっしりと産毛が生え、たわわに実った枝豆の実がはち切れんばかりです。見る者の食欲をそそりますね!これぞまさしく、本物の丹波黒大豆です。

スポンサーリンク

秋の食材を使った婚礼料理!宇陀市の農産物

黒い皮に覆われた極上の枝豆。

莢の中身が詰まった丹波黒大豆は、つい手が伸びてしまう秋の味覚です。

メイチダイ

高級魚とされる目一鯛(めいちだい)も入荷致しました。

結婚式を祝うかのように、次々と素晴らしい素材が手元に集まります。

大量入荷とまではいかなかったため、今回は帆立と海老の三輪そうめんテリーヌの生地の中に使わせて頂きました。

大神神社の結婚式食事会場

大神神社の結婚披露宴会場(大正楼の二階大広間)。

午後1時からのご会食に備え、50名様収容の披露宴会場にお膳を揃えてスタンバイします。挙式は午前11時からでしたので、午後12時30分前後からご列席者の方々で続々と席が埋まり始めます。

丹波黒大豆枝豆

奈良県宇陀市といえば、縁起の良い宇陀ごぼうの産地として知られます。

丸々と太った丹波黒大豆に目を奪われながら、その肥沃な土地を想像します。

丹波黒大豆枝豆

横から見てみると、分厚い唇が二つ並んでいるようにも見えます(笑)

あるいは、蛙の目がこちらを見ているような・・・そんな下らない想像を掻き立てます。

鏡開きの槌

鏡開きの槌(つち)。

宴の開始を告げる重要な演出です。

古都奈良の結婚式を演出する和婚に於いては、必須アイテムの一つと言ってもいいのではないでしょうか。

丹波黒大豆枝豆

莢を開けると、黒い皮に覆われている極上の枝豆です。

定番の古代米サラダの材料に使う際には、その黒い薄皮を剥いて鮮やかな黄緑色を見せた方が見栄えがします。しかしながら、せっかくの丹波黒大豆ですから、薄皮を剥かずにそのままの形で仕上げるという手法もあります。

迷った挙句に、今回は半々にしてみることに致しました。

ケーキカット用ナイフ

ウェディングケーキのケーキ入刀用ナイフ。

瑞兆の鶴が新郎新婦の門出を祝います。

丹波黒大豆枝豆と里芋

丹波黒大豆枝豆と石川早生(里芋)。

今回は石川早生を使って、蓮根と里芋のグラタンに仕上げてみました。

秋の素材に囲まれながら、結婚という人生の実りを皆でお祝いする。有り難いお仕事に就かせて頂いていることに感謝し、お二人の末永いお幸せをお祈り致します。

タイトルとURLをコピーしました