マルツベーカリーのあんフライ

JR桜井駅南口を出てすぐの所に、老舗パン屋のマルツベーカリーさんがあります。

名物商品のアンフライで知られるパン屋さんですが、創業は1948年(昭和23年)と言いますから、相当古くから営業なさっているお店のようです。

マルツベーカリーあんフライ

アンフライを購入してみました。

食パンを油で揚げて、中には程好い甘さのこしあんがサンドされています。

お値段は2個入りで220円でした。私が今回お店に立ち寄ったのはお昼過ぎでしたが、午後4時以降には2個入りのアンサンドが半額の110円に割引されるようです。

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バスの待ち時間にアンフライ!桜井名物で腹ごしらえ

桜井駅南口からは聖林寺や談山神社行きのバスが出ています。

飛鳥方面へもアクセスすることができるので、JR桜井駅南口は当館にご宿泊頂いたお客様にもよくご案内させてもらっている場所です。

小さい頃から幾度となく食べてきたアンフライ。

その独特のクセになる味は、まさしく奈良名物の名にふさわしいものであると思います。バスの待ち時間の間にでも、マルツベーカリーのアンフライをお買い求めになられることをおすすめします。

マルツベーカリー

駅前のマルツベーカリー。

JR桜井駅南口を出ると、目の前にタクシーやバスの発着するロータリー広場があります。広場から左手に目をやると、道路を挟んだ向かい側に老舗のマルツベーカリーさんがお店を構えていらっしゃいます。

桜井の商店街がシャッター通りになっていく中で、昭和レトロの雰囲気を醸しながら、その輝きを放ち続けている名店です。マルツベーカリーさんは、桜井市上之宮の旭製粉株式会社さんの粉を材料に使っておられるようですね。上之宮といえば、聖徳太子の住居跡とも伝えられる上之宮遺跡を思い浮かべますが、ここ桜井駅前とも距離はそんなに離れておらず、お互いに行き来なさっているんだなと思いました。

JR桜井駅周辺地図

駅前にあったJR桜井駅の周辺地図。

飛鳥エリアの石舞台古墳や伝飛鳥板葺宮跡が案内されています。

パン生地は油で揚げているため、水分が飛ばされてやや硬めに仕上がっています。中のあんが柔らかいだけに、その歯触りには絶妙のバランスが生まれます。手に持つと、油がべっとり付いてしまいますが、そこらへんはご愛嬌ですね。

奈良交通バス

ちょうど談山神社行きの奈良交通バスが発車するところでした。

紅葉の名所として名高い多武峰の談山神社。

山の上に鎮座する神社だけに、坂道をものともしないバスやタクシーはありがたい存在です。このバスは談山神社へアクセスする途中、南天や千両で知られる聖林寺にも立ち寄ります。聖林寺は千両と万両の違いを学習するにはオススメの境内となっています。

マルツベーカリーのあんフライ

マルツベーカリーで販売されているアンフライには、写真のようなサイズの標準形もあれば、小さく食べやすいサイズになった「チビあんフライ」や「アンフライミニパック」もあります。

ちなみにこのアンフライ、ローマ字表記では「AN FLY」となります。

マルツベーカリーのあんフライ

ぴっちりサイズの袋に入れられて販売されています。

大きい袋だと、おそらく袋の内側が油でべとべとになってしまうのではないでしょうか。それを防ぐためにぴっちりサイズで包装されているものと思われます。

三輪の初市とあんフライ

三輪の初市を宣伝する幟ですね。

日本最初市場で催される通称六日市。ついこの間までお正月だと思っていたら、早いものですね、もう月も変わって ”重ね着をする如月” の二月となりました。

平和の像とあんフライ

こちらは、JR桜井駅南口前に建つ平和の像。

個人的な好みではありますが、私はマルツベーカリーさんのパピロというパンも大好きです。

歴史あるパン屋さんには、消費者にキラリと印象付けるネーミングの妙が感じられます。アンフライなんて名前も、直球勝負でありながら、どこか忘れられないインパクトがあります。

マルツベーカリーのあんフライ

う~ん、やめられない止まらない。

全国各地の誰もが認める、あの不朽の名作 ”かっぱえびせん” のような魔力を感じます。

バスで聖林寺、談山神社、飛鳥方面へアクセスされるご予定のお客様には、是非桜井名物のアンフライをおすすめしてみようと思います。

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