シロカサゴの姿造り!刺身も絶品

深海魚のシロカサゴを姿造りにしてみました。

20cmほどの小魚ですので、本来は舟盛りには向きません。煮付けや唐揚げ、味噌汁の具材などに使われる魚です。水揚げされてから24時間以内の鮮魚ということもあり、お刺身で頂くことにしました。

シロカサゴの姿造り

シロカサゴの姿造り。

さすがに新鮮な魚は“刺身”が美味しいですね。

シロカサゴの唐揚げ
新鮮な白笠子(シロカサゴ)が入荷しました。 煮付けや唐揚げに向いている魚です。20cm~25cmほどの小魚で、丸ごと料理するのがおすすめです。 シロカサゴはスズキ目フサカサゴ科に分類されます。よく似た魚に赤笠子(アカカサゴ)がい...

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スズキ目フサカサゴ科の深海魚!大きく口を開けて演出

まるで生きているかのように盛り付ける姿造り。

瑞々しい命を吹き込むには、やはり口を開ける演出が欠かせません。シロカサゴの口は魚体が小さい割に大きく、開き甲斐のある口です。

シロカサゴの姿造り

パックリと(笑)

シロカサゴによく似た魚種にアカカサゴがいます。

見た目はほとんど区別がつかず、深海魚漁師の中でも特に仕分けることはないようです。その点、オオメハタとワキヤハタの関係にも似ていますね。

シロカサゴの刺身

おろし方は大名卸しでもいいでしょう。

今回は丁寧に三枚おろしにしました。

シロカサゴの刺身

カサゴの仲間らしく、頭の大きい魚です。

前方のエラブタから3本の棘が出ています。判別の難しいアカカサゴは2本のようですので、見分け方のポイントとして覚えておきましょう。

シロカサゴの姿造り

確かに三本の棘が確認できます。

全体的にゴツゴツしており、小骨の気になる魚です。丸ごと唐揚げにすれば、骨を気にすることなく食べることもできます。煮魚で食した後などは、そのままアラにお湯を注ぎ「骨汁」として頂くのもおすすめです。

シロカサゴの姿造り

余すところなく頂きたいですね。

せっかく頂いた命ゆえ、大切に処理するのが私たちの役目です。

シロカサゴの刺身

世界はサスティナブルな方向へと舵を切っています。

外道、未利用魚として見向きもされなかった魚たちにスポットライトが当たります。とてもいいことだと思います。食べ方さえ工夫すれば、利用価値のある魚も多いことに気付きます。

西伊豆の戸田漁港直送便は色々なことを教えてくれます。

既に今シーズンも発注致しましたが、まだ当館に入荷していない魚もたくさん存在します。ヒウチダイやハシキンメ、アカタチ、ツボダイ、ギンザメ、カナド、カナガシラ、フウライカマス、ギンメダイ、サンゴイワシなどもいつか試してみたいと思います。