数年前に行われた同窓会。
幻の魚と呼ばれるげんげの煮付けをお出ししました。これほどにコラーゲンを感じさせる魚が他に存在するだろうか。そう思わせるほど、ぷるんぷるんの触感が持ち味です。
げんげがプルンと手の上で体をくねらせます。
その触り心地はまたとないものです。
ぷるんぷるん!げんげの南蛮漬け
触感がぷるんぷるんなら、食感もぷるんぷるんです。
目が割と大きく、深海魚の出で立ちです。昔は雑魚としてあまり見向きもされなかったようですが、その稀少性からか、最近ではよく話題に上るようになりました。
げんげ自身も大喜びでしょうね。
げんげの煮付け。
げんげをさっと煮付けてみました。
ぷるんぷるん食感の観点から言えば、げんげの唐揚げには遠く及びませんが、煮付けてみても美味しく頂くことができます。頭もさほど硬くはなく、そのまま食べることができます。
体の表面のぬめりが独特で、出汁で溶きながらその旨味を堪能します。
ニシマキ貝のアボカドマヨネーズ和え。
鮪との相性が抜群のアボカドですが、ニシマキ貝ともよく合います。
形のいい貝殻をしていますので、先付け料理のお皿に盛るとよく映えます。
キーウィの新品種として知られるレインボーレッド。
名前の通り、まるで虹を思わせる彩りです。
レインボーレッドの皮には産毛が無く、キーウィに含まれるたんぱく質分解酵素もごくわずかなようです。レインボーレッドなら、デザートのゼリーの材料にもなりそうですね。
キーウィは比較的栽培も簡単で、散歩をしていてもよく見掛けます。
そのためか値段も安く、どちらかと言えば大衆的な雰囲気を感じさせます。改めてキーウィの地位向上のために、レインボーレッドが登場したという流れでしょうか( ´∀` )
素敵なお顔立ちです。
今はお安く購入できるげんげですが、ひょっとすると今後は価格が高騰するかもしれません。そう危惧するくらいの美味しさです。
げんげの南蛮漬け。
水分豊富なげんげを、少しでも日持ちさせるために南蛮漬けにしてみました。
まだまだ海の資源は豊富ですね。
マグロや鯛ばかりではないということを改めて知らされました。
限りある資源の中で、感謝の気持ちを育みながらこれからも共生を心掛けていきたいものです。