おせち料理の定番である松風焼きを作りました。
鶏肉、赤味噌、チーズ、卵黄、松の実、アオサ等を使って仕上げています。
大和肉鶏の松風焼き。
木箱でもよかったのですが、手持ちになかったので流し缶に入れて蒸し上げました。
松風焼きの名前の由来
今回の松風焼きは赤味噌で仕立てましたが、古代ひしおを使ってみても面白いでしょう。
次なる機会に取っておこうと思います。
栗きんとん大和茶仕立て。
奈良特産の大和茶を生地の中に練り込んでいます。
大和茶の風味が生かされた、奈良ならではの栗きんとんです。
たたき宇陀ごぼう。
奈良特産の宇陀金ごぼうを使っています。金粉が散りばめられたような縁起物の宇陀金ごぼう。お正月の食材としては欠かせません。クルミと胡麻を香ばしく炒って、宇陀ごぼうを合わせています。
おめでたい象徴である松竹梅の「松」の付くお料理。
松の葉音をたてて吹く風は、浦(裏)が寂しい様子を連想させます。そこから派生して、表が華やかで裏が寂しい焼き物のことを松風と呼んでいます。
これまた、おせち料理には欠かせない海老。
腰の曲がった様子から、長寿を連想させるお祝い食材です。
おせち料理は種類が多いですからね。
表が華やかで裏が寂しいとは、なるほど納得のネーミングです。決して裏側を手抜きしているわけではありませんが、日本人好みの風景が目の前に広がるような気がします。