奈良の仏像ガイド

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正楽寺の線刻阿弥陀石仏@香芝市

正楽寺(しょうらくじ)の阿弥陀如来石仏を拝観して参りました。 香芝市指定文化財の線刻阿弥陀仏です。 正楽寺の本堂と思しき建物の左手前に、コンクリートの覆い屋が二つ並んでいました。左側に地蔵石仏、大きい方の右側には線刻阿弥陀石仏が祀られていま...
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大安寺の馬頭観音立像特別公開

昨年度の早春、大安寺の馬頭観音に手を合わせて参りました。 馬頭観音とは馬の頭を冠する仏像のことですが、大安寺の馬頭観音には馬頭がありません。日本最古の馬頭観音像と言われますが、文化財的には千手観音に指定されているようです。 境内の嘶堂前の絵...
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奈良坂の夕日地蔵

かなり大きな地蔵石仏です。 像高は188cm、光背も含めた総高は2.4mにも及びます。ちょっとした威圧感すら感じさせるお地蔵さんですが、その表情は実に穏やかです。夕日地蔵の佇む場所は、北山十八間戸から般若寺へ向かう道中になります。 道沿いに...
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般若寺の白鳳阿弥陀如来を特別拝観

般若寺の秘仏公開へ行って参りました。 『白鳳阿弥陀如来と胎内仏三尊』と題する特別公開で、境内の片隅にある宝蔵堂に於いて般若寺の秘宝が公開されています。毎年春と秋に催される企画展示のようです。 特別公開の冊子とコスモス散華。 宝蔵堂で頂いたコ...
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興福寺法相六祖坐像の行賀

写実性に富んだ仏像に目が留まります。 興福寺に伝わる法相六祖坐像(国宝)の内の一体、行賀像です。この写真を目にするまで、法相六祖坐像(ほっそうろくそざぞう)の存在すら知りませんでした。 柄香炉(えごうろ)を持つ行賀像。 立膝をし、やや上目遣...
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談山神社の談峯如意輪観音像特別公開

談山神社の秘仏・談峯如意輪観音菩薩坐像を拝観して参りました。 足腰の病にご利益のある観音様で、「足の観音さま」と信奉されています。多武峰の紫陽花シーズンに合わせた観音講まつりで境内は賑わっていました。 談山神社の談峯如意輪観音坐像。 悩まし...
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西念寺の十一面観音@天理市福住町

茅葺屋根の本堂で知られる西念寺(さいねんじ)。 江戸時代創建のお寺で、宗派は融通念仏宗に属します。本堂向かって右手の観音堂に、奈良県指定文化財の十一面観音菩薩立像が安置されています。長谷寺式の十一面観音で、宿院仏師の作とされます。 西念寺の...
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最古の双石仏『泥かけ地蔵』@天理市福住町別所

双石仏としては最古の泥かけ地蔵。 天理市にある泥かけ地蔵ですが、そのアクセスルートをご案内~まずは名阪国道の福住ICを降りて北へ向かいます。氷室神社を右手に見ながらそのまま北上し、七曲り峠への分岐点を過ぎます。やがてゴルフ場へ右折するポイン...
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喜光寺行基堂の行基菩薩坐像

行基菩薩の寺と伝わる喜光寺。 奈良から生駒、大阪方面へ向かう阪奈道路沿いに朱色の南大門がよく映えます。養老5年(721)に行基菩薩によって創建された喜光寺には、厳しい表情の行基菩薩坐像が安置されています。 喜光寺の行基菩薩坐像。 平成26年...
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奈良市古市町の油掛地蔵

奈良市古市町に子授け地蔵が祀られています。 実のこのお地蔵様、長い年月にわたって油を掛けられてきたために黒光りしています。油の層を全身にまとい、一種独特な雰囲気を醸していました。 奈良市古市町の油掛地蔵尊。 古市町地蔵講が管理なさっているよ...
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