当尾の石仏めぐりを楽しんで参りました。
浄瑠璃寺から岩船寺へ続くハイキングコース・・・浄瑠璃寺からは上り、岩船寺からは下りのルートとなります。
当尾の石仏の中でも最も人気のある笑い仏。
阿弥陀三尊磨崖仏ですね。
蓮台を捧げた観音菩薩、合掌した勢至菩薩を両脇に従え、阿弥陀如来が真ん中に鎮座します。
かすかな微笑みが笑い仏の名前の由来になっています。
笑い仏の隣りには眠り仏がお休みになられていました。
体が土の中に埋まっていて、お顔だけを地上に覗かせておられます。
当尾の石仏めぐり!浄瑠璃寺から岩船寺へハイキング
当尾の石仏めぐり。浄瑠璃寺から岩船寺へ続く石仏めぐりのハイキングコースをご案内致します。藪の中三尊。右から十一面観音菩薩立像、地蔵菩薩立像、阿弥陀如来坐像が彫られています。浄瑠璃寺から岩船寺へ向かう途中、一番最初に出会う石仏です。名前の通り...
浄瑠璃寺・岩船寺を巡るハイキング
浄瑠璃寺の駐車場横にあった道標を見ながら、浄瑠璃寺から約30分の道のりを岩船寺まで歩きます。
春の馬酔木、秋の紅葉で知られる浄瑠璃寺。
初夏の紫陽花が綺麗な岩船寺。
どちらもシーズンを外れてはいましたが、花暦には関係のない境内も、侘び寂びが感じられてなかなか味わい深いものがありました。
浄瑠璃寺から岩船寺へのコースからは外れますが、浄瑠璃寺を少し下った所に、首切り地蔵という忌々しい名前のお地蔵様が佇みます。
このお地蔵様、首のくびれが深くて切れたように見えることから、首切り地蔵と呼ばれているそうです。
当尾の在銘石仏の中では最古のものとされます。
首切り地蔵からもう少し下って行くと、薄暗い場所に「大門の石仏群」が現れます。
それにしても、当尾には数多くの石仏が存在しています。
藪の中三尊、からすの壷二尊、一願不動、水呑み地蔵、大門の仏谷、弥勒の辻、穴薬師等々・・・
壷阪寺のような巨大な石仏のテーマパークも面白いですが、当尾の石仏には、歴史に裏打ちされた人々の願いが込められているような気がします。