国道370号線(伊勢本街道)と国道166号線(榛原街道)が交わるポイントにある道の駅。
大宇陀観光の拠点で、いつも多くの観光客で賑わっています。
そんな道の駅の片隅に温泉スタンドがありました。
大宇陀温泉あきののゆ(多世代交流プラザ)の温泉スタンド。
道の駅の向かって左側に設置されていました。
大宇陀温泉あきののゆは、道の駅から西へ1.2㎞ほどの場所にあります。阿騎野の地に湧く天然温泉で、柔らかなぬめりが特徴です。ナトリウムイオンの他、炭酸イオンや炭酸水素イオンが多く含まれるPH値9.6のアルカリ性単純温泉です。
無料サービスの足湯も!充実した地元物産販売コーナー
道の駅『宇陀路大宇陀』の建物は左側がレストラン、右側に物産館という並びです。
『れすとらん甘羅(かむら)』では、地元食材を使った献立を中心に幻の宇陀牛に舌鼓を打つこともできます。
歴史的町並みが続く松山エリアに、神楽岡神社というお社がありましたが、神楽岡の由来に「甘羅」という地名が出てきたのを思い出します。おそらくその「甘羅」が店名になっているのでしょう。
れすとらん甘羅。
にゅうめん定食の旗が揺らめきます。
店前にはレンタサイクル用の自転車も置かれていました。
温泉スタンドの脇にあった足湯コーナー。
いいですね、ゆっくり寛げそうです。気の合う仲間同士で向き合いながら、談笑する姿が思い浮かびます。
大宇陀温泉の温泉スタンド。
小さなガソリンスタンドのよう(笑)
料金が案内されています。
温泉40リットルで100円のようです。
あくまでも飲用ではありませんのでご注意くださいね。
温泉スタンドの裏山に佇む大願寺。
境内には狛犬ならぬ「狛寅」が居たりして、なかなか興味深いお寺でした。
こちらは向かって右側の物産館。
ブルーベリーソフトクリームや宇陀牛肉うどんがPRされています。
地元産の商品を数多く陳列。芋焼酎の阿騎野をはじめ、葛餅、人麻呂最中、人麻呂煎餅、黒門最中、奈良漬等々が売られていました。
黒門最中などは、松山城の遺構『松山西口関門』にちなんだ商品であることが分かります。宇陀阿騎野は万葉集の歌人・柿本人麻呂ゆかりの地でもあり、人麻呂関連の物産品も数多く見られました。
阿紀神社の道案内。
道の駅から歩いてすぐの場所にありました。
阿騎野・人麻呂公園や万葉公園(かぎろひの丘)も案内されていますね。
道の駅という場所柄、とてもいい癒しスポットだと思います。長距離ドライブに疲れたら、足湯でほっこりしてみたいですね。温泉スタンドの利用者は、やはり近場にお住いの方々が中心だと思われます。